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UMPCを手にする米MicrosoftのBill Mitchellバイスプレジデント。 Mitchell氏はWindows Mobile Platforms Divisionを担当している
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ドイツ・ハノーバーで開催中の「CeBIT 2006」で9日、IntelとMicrosoftが超小型PCプラットフォーム「Ultra Mobile PC(UMPC)」を正式に発表した。UMPCは、Microsoftでは「Origami Project」として開発を進めていたものだ。
会場で発表された試作機はSamsung製、ASUSTeK製、Founder製の3端末。いずれもWindows XP Tablet PC Edition 2005を搭載し、UMPCオリジナルのインターフェイスとして大型アイコンを用いた「Microsoft Touch Pack」を新たに採用している。
このほか、CPUにPentium M/Celeron MまたはVIA C7-M、30~60GBのHDD、およそ7インチのタッチパネル内蔵型液晶(解像度800×480ドット以上)、Ethernetポート、無線LAN、Bluetoothを搭載。重さは2ポンド(約900g)以下といった仕様となっている。端末によってはGPS機能を内蔵したり、SDIOに対応したカードスロットやCFカードスロットを搭載している。
INTERNET Watchでは、発表会の詳細を追ってお伝えする予定だ。
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「Origami Project」正式発表に多くの報道陣が詰め掛けた
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FounderのUMPC
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ASUSTeKのUMPC
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SamsungのUMPC
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関連情報
■URL
Microsoftのニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/features/2006/mar06/03-09Mobile.mspx
Ultra Mobile PC(英文)
http://www.umpc.com/
Origami Project(英文)
http://www.origamiproject.com/
CeBIT 2006(英文)
http://www.cebit.de/
■関連記事
・ Intelの「UMPC」はMicrosoftの「Origami Project」!?(2006/03/09)
・ Microsoftやメーカー各社の技術を“折り畳んだ”「Origami Project」(2006/03/10)
( 鷹木 創 )
2006/03/09 21:05
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