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「情報通信白書」に見るインターネット(4)

インターネットを利用した情報収集で満足度の高い商品購入が可能に

 インターネットを中心とした情報通信や放送の実態について統計データをとりまとめた2006年の「情報通信白書」が7月4日に総務省から公表された。INTERNET Watchでは、その内容の一部を4回にわたって紹介する。今回は、インターネットによる消費購買行動に関する調査結果についてとりあげる。


ネット利用者は多くの店舗を比較する結果、満足度が高い

比較店舗が多いほど、価格に対する満足度は高い
 商品の認知経路、商品内容の情報収集、購入先の検討という購買行動の3つの段階において、いずれにおいても、最も多く挙げられたのが店頭における商品そのものやPOP、店員の説明だった。次いで、インターネットのショッピングサイトがいずれの段階においても2位を占める。

 商品の認知経路については、店頭が35.8%、ショッピングサイトが21.7%、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌が11.5%と続く。情報収集においても、店頭は35.5%でトップ、ショッピングサイトは28.2%で続くが、3位に挙がるのはメーカーサイトとなっており、テレビ・ラジオは商品情報を知るきっかけになるが、商品についてより詳しく知るのはまず店頭、次いでインターネットのショッピングサイトやメーカーサイトという購買行動が伺える。

 購入先の比較検討でも店頭は30.6%と最も多く挙げられており、実際に店頭を回って購入先を決めるのがいちばん多いことがわかる。次いでインターネットでのショッピングサイト27.8%、メーカーサイト13.7%が挙げられている。

 ただし、商品購入に先立ち、購入先の比較検討でインターネットを活用して情報収集を行なった人では比較店舗数は平均5.75件、利用していない人では平均1.62件となっており、インターネットを利用した人の比較店舗数が多くなっている。また、購入後の満足度について見ると、比較店舗数が多いほど、特に価格面に対する満足度は高くなっていることがわかった。

 これら結果から白書では、消費者がインターネットを利用し、より多くの店舗を比較することで、高い満足を獲得できるようになる可能性を指摘している。


購買後の評価発信は「クチコミ」が最多

商品の評価伝達手段では、現在でも「クチコミ」が圧倒的に多く利用されている
 ブログやSNSなど消費者発信型メディアが発展し、またショッピングサイト自体にも購入した商品の評価を掲載する機能などを提供している場合がある。

 白書では、消費者が購買後に店舗や商品に関する評価を発信する手段についての調査結果を挙げている。調査によれば、評価発信手段では「直に話して伝達した(電話を含む)」が15.4%と最多。続いて「メールで伝達した」が6.3%、「インターネットの個人ホームページ・ブログで伝達した」3.4%の順となった。

 購買前の情報収集でインターネットが活用されているのに比較して、購買後に商品や購入先の評価に関する情報発信をインターネット上で行なう人は現状ではまだ少ないことがわかる。商品の評価伝達手段としては、現在でも「クチコミ」が圧倒的に強いことを示す結果となった。


ネットオークションの利用率は約3割、利用品目が多様化

ネットオークションの利用率は約3割に上る
 インターネット利用者のうち、ネットオークションの利用率は31.1%に上る。取引品目について、ネットオークションと実店舗のリサイクルショップやフリーマーケットでの比較を行なった結果では、実店舗では書籍や雑誌の取引が多いのに比べ、ネットオークションの利用品目は特定の分野に特に集中する傾向はないことがわかった。

 白書では、実店舗では商品ジャンルによって取引市場の整備環境に差があるが、ネットオークションにおいてはあらゆる商品の直接取り引きが可能となるため、利用品目の多様化が進んでいると分析している。


関連情報

URL
  情報通信統計データベース「情報通信白書」
  http://www.johotsusintokei.soumu.go.jp/whitepaper/whitepaper01.html

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( 工藤ひろえ )
2006/07/14 12:39

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