ビジネスに役立つAndroidアプリ

メモを通知エリアで確認でき、ポップアップ予約もできる「通知メモ2」

アプリ名通知メモ2(Ver.1.2.0)
こんなときに確実に見る場所にメモを貼りたい
対応OSAndroid OS 2.2以上
価格150円(広告を表示する無料版あり)
販売kakkou
URLhttps://play.google.com/store/apps/details?id=jp.kakkou.NoticeNote2

 メモを書いても、見るのを忘れる、スケジュールで通知させても、アラームを消したらまた忘れてしまう、ということはないだろうか。心理的には先延ばしにしたいなんらかの理由があるのかもしれないが、これでは困るだろう。かといって、忘れないようにと、ホーム画面にウィジェットとして貼り付けても、その画面をあまり見なければ意味がなくなってしまう。そこで、聖域とも言える場所に表示させるのが、今回ご紹介する「通知メモ2」である。

通知メモ2

 「通知メモ2」は、スマートフォンでは頻繁に利用する通知パネルに、メモを常駐できるアプリだ。作成したメモは、通知パネルに表示できるため、操作するたびに目にすることになり、忘れにくいというわけだ。作成したメモは、指定時間後、または指定時間に、メモをポップアップさせることができる。忘れると大事になりそうな約束など、確実に消化したいタスクの表示に威力を発揮しそうだ。

 メモの作成は非常に簡単で、起動した画面の右上にある[+]ボタンをタップし、現れたウィンドウに「タイトル」と「内容」を入力し、[作成]をタップするだけだ。タイトルの左側にあるアイコンをタップすると、33種類のアイコンが選べるので、表示に変化が欲しい場合は、メモのイメージに合ったものを選ぶといいだろう。

 メモを作成すると、通知バーにアイコンが表示され、通知パネルを開くたびに、作成したメモを確認できる。通知パネル上のメモは、タップすればアプリを起動することなく再編集できるので、備忘録として活躍しそうだ。

 メモを通知パネルに表示したくないときは、メモの一覧画面で個々の設定メニューを開き、通知バーに表示」をオフにすればよい。機能的にオフにしたいときは、メニューキーから設定を開き、初期値の「通知」をオフにする。

 このほか、メモの内容だけをホーム画面に表示するウィジェット機能や、内容の表示行数指定、バックアップリストア機能、ポップアップ通知時のLEDやバイブレーション設定機能などを持っている。

 なお、広告を表示する無料の「通知メモ Free」と、有料の「通知メモ」というアプリも存在する。「通知メモ」と「通知メモ2」は、通知パネルに表示するという基本機能は同じだが、若干デザインが異なる。また、「通知メモ」は選べるアイコン数が多いが、ポップアップ機能、ウィジェット機能は持たないようだ。ポップアップさせたいときは「通知メモ2」を選ぶといいだろう。(ただし、筆者の環境では、画面がオフのスリープ状態、またはロック画面状態では通知されなかった)

初回起動時はメモがないため真っ白。画面右上の[+]ボタンからメモを作成する
メモの作成画面
作成されたメモはアプリに表示される。右側の歯車はメモ単位お設定
作成されたメモが通知パネルにも表示された
メモのアイコンは変更できる
アイコンを変更した例。特にメモのフォーマットは用意されていない
メモ単位の設定。通知バー(通知パネル9への表示や、内容の表示、ポップアップ通知が制御できる
ポップアップ通知の簡単指定
ポップアップ通知の時間指定
ポップアップで通知された状態。ホームではアプリが起動し、そのほかの画面ではメモの編集画面だけが起動するようだ
ウィジェットでメモの内容を添付した状態

すずまり

プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。 睡眠改善インストラクター、睡眠環境診断士(初級)。