1つの画像から最大6サイズの画像を一括生成できる「WpCutter」


こんなところが便利!

 ドラッグ&ドロップするだけで、1枚の画像から最大6サイズのファイルを生成できる。対応形式は、入力はBMP、PNG、JPEG、TIFF、GIF、Susie Plug-in、出力はBMP、PNG、JPEG、GIF。複数ファイルも指定できるので、ファイル数が多ければ多いほど効率のよさを実感できる。

■WpCutter
  作者:INAGAKI氏
  動作OS:Windows Vista/XP
  http://www.vieas.com/


一度に6種類の指定サイズで保存できる、効率的な画像生成ツール

 「WpCutter」は1つの画像から最大6サイズの画像を一括変換で作成できるツールだ。初期設定では 1024×768、1280×1024、1440×900、1680×1050の4サイズがプリセットされているので、欲しいサイズにチェックするか、任意の縦横サイズを数値で入力し、変換したい画像をドラッグ&ドロップするだけで完成する。

起動時の「WpCutter」。ドラッグ&ドロップするだけ出力形式はBMP、PNG、JPEG、GIFの4種類

 処理可能な入力形式はBMP、PNG、JPEG、TIFF、GIF、Susie Plug-in。出力形式はBMP、PNG、JPEG、GIFとなっており、JPEGは圧縮率の設定や、サンプル比、ファイルサイズも設定可能だ。ただし、変換前の縦または横サイズが指定サイズに満たない場合は作成されず、オリジナルサイズ以下の画像だけつくられる。また、縮小後にサイズを超えている部分はトリミングされるので覚えておこう。

インストール時に「送る」メニューに追加できるため、作業したいファイルをすぐ処理できる点もありがたい。また、複数の写真を選択してまとめてドラッグ&ドロップすれば、ドロップしたファイル分だけ一括変換できるので、画像点数が多くても安心だ。しかも変換後のファイル名にサイズが追加されるので、大量に処理してもひと目でサイズが分かる。

 ケータイの待受画像やPCの壁紙、Webページ用のサムネイル、リンク先の拡大画像、資料作成に用いる画像など、これまで何度も縮小処理を繰り返していた方にとって、一つの画像で何サイズも用意しなくてはならないという方には強い味方になってくれるに違いない。

複数の画像を選択して、ウィンドウ内にドラッグ&ドロップする一度の操作でこれだけの画像が生成できた。すずらんの写真が2種類しかないのは、オリジナルのサイズが足りなかったため

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2009/9/2 11:00


すずまり
大学卒業後、システム開発会社→ISPの営業企画→フリーのWebデザイナー→フリーのライター、とどんどん脱線。オンラインサービスからソフトウェア、ハードウェアまでIT関連のレビューを中心に活動中。趣味は写真。キックボクシングのリングサイド撮影が講じて、現在は目黒の某ジムの練習生に。現在の目標はミドルキックの上達とくびれの復活。