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見開きスキャン画像を1ページ単位に分割できる「PageSplitter」


こんなところが便利!

 書籍や雑誌などの見開きスキャンデータなどを、連番付で1ページ単位に分割できる。読みこみ、書き出しでサポートしている画像形式はJPEG、BMPの2種類。

■PageSplitter
  著作権:K.N氏
  動作OS:Windows XP/2000/Me/98/95
  http://hp.vector.co.jp/authors/VA007851/


見開きでスキャンした画像ファイルを、2つに分割できる

 電子書籍のビューワーとしてタブレット型の端末が注目を集めるまでは、横長のパソコン画面用に、雑誌などを見開き2ページで取り込み、保存していた方も少なくないはずだ。

 また、サイズにもよるだろうが、分解できない資料や取り扱い説明書なども、見開きで取り込むことがある。しかし、縦型の端末で表示するなら、見開きは不便だ。できれば1ページ単位に変換したいと考えるだろう。今回ご紹介するのは、そんなときに便利なツールである。

PageSplitter。取り込んだファイルはサムネイルで表示される

 「PageSplitter」は見開きでスキャンした画像ファイルを、2つに分割できるツールだ。読みこみ、保存ともにサポートしている画像形式はJPEG、BMPの2種類。分割時に、見開きでスキャンするときに必ず入ってしまう、ページ間の境目や生じる影を除去する設定を備えており、回転やリネームも可能だ。

 分割するには、まず[ファイル]→[開く]から、分割したいファイルを含むフォルダを指定する。次に保存先のフォルダを指定し、分割したいファイルを選択。[編集]→[分割]で、分割方法を選んだら、中心や余白の除去、回転などのオプションを設定し、[OK]すればよい。保存時には、元のファイル名の末尾に「_1」や「_2」を付加して保存する。また、JPEGは保存時に圧縮率を指定できる。

 中心に生じた影や、写り込んでしまったページの境目、余白の除去具合は実際に試してみないとわからない部分もあるため、まとめて処理する前に、サンプルで調整するほうがいいだろう。

 このほか、見開き状態になったファイルと、そうでないファイルが混在している場合、同じサイズのファイルを自動的に選択してくれるなどの嬉しい機能も用意されている。

 さらに、選択しなかったファイルも同時にコピーする設定にしておくと、分割処理後の書き出し先に未処理ファイルもコピーできるので、処理後に改めてファイルをそろえる必要がなくなる。ただし、JPEGとBMPが混在する場合は、ファイル名の重複がないか、確認したほうがいいだろう。万が一同じファイル名がある場合、上書き保存される。

 残念ながら、PDFファイルはサポートされていない。見開きでスキャンしたPDFファイルを分割したい場合は、いったんJPEGやBMPファイルに変換してから、取り込むなどが考えられる。

分割したいファイルを選び、[編集]→[分割]を指定する 分割に関する設定画面。中心と余白の除去は、結果を見ながら数値を変更する
分割後のファイル例 ファイルを1つ指定してから[自動選択]を選ぶと、同類のファイルが自動的に選択される

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2010/10/27 06:00


すずまり
大学卒業後、システム開発会社→ISPの営業企画→フリーのWebデザイナー→フリーのライター、とどんどん脱線。オンラインサービスからソフトウェア、ハードウェアまでIT関連のレビューを中心に活動中。趣味は写真。キックボクシングのリングサイド撮影が講じて、現在は目黒の某ジムの練習生に。現在の目標はミドルキックの上達とくびれの復活。