趣味のインターネット地図ウォッチ
“SNS映え”するスポットを地図上で紹介するサービス「SNAPLACE」
2016年5月19日 06:00
合同会社SNAPLACEは、SNS投稿をもとに“SNS映え”するスポットだけを集め、それを地図上から探せる新サービス「SNAPLACE(スナップレイス)」を提供開始した。
同サービスは、さまざまなSNS投稿を分析して、その中から、注目度の高い施設やユニークな店、定番スポットなど、SNS映えするスポットだけを地図上に表示するサービス。アプリではなくスマートフォン向けのウェブサービスとして提供しており、背景地図にはGoogle マップを採用している。
アクセスすると地図上に「FOOD」(飲食店)と「SPOT」(飲食店以外のスポット)の2種類のアイコンが表示される。各アイコンは「Cool!」(おしゃれ)、「Haha!」(ネタ)、「Basic」(定番)の3種類に色分けされており、上部のメニューをタップすることで表示させるアイコンの種別や色を自由に切り替えられる。「SPOT」は施設や店だけではなく、公園や美しい夜景が見える場所など、さまざまなスポットが収録されている。
アイコンをタップすると各施設の内容説明が表示されるほか、実際にSNSに投稿された写真のリストも見られる。これにより、SNS映えのするフォトジェニックな写真の撮り方が分かる。もちろんSNSに投稿されたコメントも読むことが可能だ。
SNAPLACEの代表を務める椛島恵里香氏によると、これらの情報のもとになっているSNSはTwitter、Instagram、Facebookなどで、「Cool!」はSNS上で「いいね」が多い注目のスポット、「Haha!」はストーリー性の高いものやインパクトのあるスポット、「BASIC」はそのエリアで見逃せないランドマークや定番の観光スポットなどを選んでいるという。各スポットの選定は人の判断によるもので、施設紹介の文章も自社で作成している。
同社はSNAPLACEのサービスを5月の連休前にリリースしたが、連休明けに新機能「お出かけプラン」も追加している。同プランは、会員登録(無料)することにより、毎週水曜日に週末の推奨お出かけプランが送られてくる機能。
送られてくるプランは、ユーザーごとにパーソナライズされており、最寄り駅から各スポット、食事の店、移動経路、スポットごとの滞在時間や移動時間など細かくスケジューリングされているため、「何も考えずにそのプラン通りの休日を過ごせばリフレッシュできる」のが売りとなっている。スケジューリングされたプランの中から施設をタップすれば、InstagramやTwitterのSNS投稿も一覧できるため、ほかの人の感想も分かる。
SNAPLACEは現在のところ、関東(東京・埼玉・神奈川・千葉)および関西(大阪・京都・兵庫)のエリアを対象に提供しているが、6月には愛知県と福岡県も追加する予定とのこと。週末にどこへ行くか悩んでいる人は、一度使ってみてはいかがだろうか。