記事検索
イベントレポート

遠方家族と疑似二世帯住宅を再現、「コミュニケーショントリガ」


「コミュニケーショントリガ」の利用イメージ

 インターネットを通じて遠隔地に住む家族を結んで、ビデオチャットによるコミュニケーションや生活の雰囲気を伝えられる「コミュニケーショントリガ」が「NTT R&Dフォーラム2010」で展示されている。

 「コミュニケーショントリガ」は、遠方に居住する家族など、空間的に離れている人と人との関係をより深めるために、双方の家庭の雰囲気を伝えたり、ビデオ会話によるコミュニケーションを実現するもの。デモ環境では、カメラやマイクを備えたディスプレイが設置され、離れた場所に設けられた祖父母の家を模したスペースとの間でコミュニケーションが可能だった。

 このシステムでは、周囲の音の大きさなどを判断して、カメラやマイクを使った直接のコミュニケーションに加えて、生活音を伝えられる点も特徴の1つ。生活音はプライバシーに配慮して、鳥のさえずり音に変換されて相手側に伝えられるが、これによってお互いの生活の雰囲気を伝えることができるとしている。また、相手が家にいない場合にはビデオメッセージの送信も可能だ。

 「コミュニケーショントリガ」を通じて遠隔地を結ぶことで、「あたかも二世帯住宅に暮らしている感じを提供できる」と説明。祖父母世帯と子世帯の利用に加えて、単身赴任中の親と家族の利用シーンも想定しており、「コミュニケーショントリガ」をプライバシーを意識したゆるやかな遠隔見守りサービスと位置付けている。


ディスプレイの上にはカメラと4個のマイクが設置されている 例えば、新聞のめくる音などが鳥のさえずり音に変換されて、スピーカーを通じて出力される

関連情報

(村松 健至)

2010/2/24 11:39