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マイクロソフトが次世代の技術と製品戦略を発表
2017年10月2日 18:00
米国マイクロソフト社は、去る9月25日~29日(現地時間)の5日間、米国フロリダ州オーランドにおいてプライベートイベントであるイグナイトとエンビジョンを開催した。これらのイベントは、マイクロソフトの最新テクノロジーに関する情報をITプロフェッショナルや事業部門責任者向けに情報を提供する場としている。
ここではいくつかの重要な発表が行われている。AI関連ツール、量子コンピューター向けプログラミング言語の発表については、他社との激しい競争のなかで、この分野に賭けるマイクロソフト社の本気を感じる。また、ユーザーとしてはオフィス2019が、来年2018年後半にリリースされることや、チームズの強化についても発表されている。例えば、詳細は語られていないものの、エクセルでは新しいデータ型が扱えるようになるようなので、そのあたりは興味深いところだ。
なお、日本では、2017年11月8日~9日の2日間、ウェスティンホテル東京(東京都目黒区)において、マイクロソフトテックサミットが開催される。この席では、これら米国での発表内容をあらためて日本向けに説明されるとしている。
ニュースソース
- “AI-First”の時代にMicrosoftが考えること――、Microsoft Ignite ナデラCEO基調講演レポート[クラウドWatch]
- マイクロソフト、「次世代の」AI開発関連ツールなど発表[ZDnet Japan]
- マイクロソフト、量子コンピュータ向けプログラミング言語を発表[CNET Japan]
- Microsoft、「Office 2019」を2018年下半期に提供[PC Watch]
- 「Microsoft AI and Research Group」は設立1年で8000人規模に拡大、ビジネスとして形になるのは数年後か[http://gigazine.net/news/20170925-microsoft-ai-and-research-group/|Gigazine|n@@]
- 「Microsoft Graph」で企業ユーザー向け検索機能が進化へ[ZDnet Japan]
- 「Microsoft Teams」の新計画が発表--移行ロードマップは10月に[CNET Japan]
- MSのナデラCEO、初の著作「Hit Refresh」出版--同社の変革を語る[ZDnet Japan]
- マイクロソフト、オープンソース推進団体OSIのプレミアムスポンサーに[ZDnet Japan]
- Microsoft、MR関連イベントを10月3日にサンフランシスコで開催へ[GIZMODO]