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タッチUIで世界が変わる? 新世代OS「Windows 8」いよいよ発売
10月26日、マイクロソフトの新OS「Windows 8」がついに一般発売される。2009年10月発売の「Windows 7」以来、約3年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。価格の正式発表、各PCメーカーの新製品公開なども相次いで行われている。今回は、Windows 8の製品情報や、PC・周辺機器メーカー各社のサポート情報サイトを見ていこう。
●オフィシャル情報源をチェック!
Windows 8の特徴は、タッチパネルによる操作を全面的に打ち出していることに尽きる。これまでのPCはキーボードとマウスによる操作が大前提としてあったが、これがどう変わっていくのか、注目だ。まずはマイクロソフトによるWindows 8関連サイトを見ていこう。
◆Microsoft Windows
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows/home
マイクロソフト公式サイト内にあるWindows製品情報ページ。本項執筆時点ではWindows 8の情報が非常に少なく、先だって公開されたRelease Preview版をもとに機能紹介をしている程度。10月26日の発売直前になってから情報を公開する方針なのだろう。今後の更新に期待したい。
◆Windows 8 優待購入プログラム
http://www.windowsupgradeoffer.com/ja-JP
6月2日以降にWindows 7搭載PCやDSP版パッケージを購入した個人ユーザー向けに、Windows 8 Pro(ダウンロード版)を1200円で提供しようという優待プログラム。対象製品を2013年1月31日までに購入し、2月28日までに手続きを行う必要があるのでご注意を。
◆The official Microsoft Japan Blog
http://blogs.technet.com/b/microsoft_japan_corporate_blog/
マイクロソフト日本法人の公式ブログ。10月12日付けの記事で、Windows 8パッケージ版の価格や予約受付開始などについて告知された。なお、実際に販売を行う小売店の説明によると、今回は新規インストール用パッケージ版はそもそも販売されないとのこと。パーツバンドルの制限がなくなったDSP版で代替できるとの判断があるようだ。
◆Windows 8 前夜祭
http://www.microsoft.com/japan/athome/umall/win8event/
マイクロソフトが開催予定のWindows 8発売記念イベント。東京・秋葉原で10月25日18時00分から開催するということで、まさしく前夜祭。ゲストの発表などはイベント1週間前から順次行う予定だ。
◆Building Windows 8
http://blogs.msdn.com/b/b8_ja/
Windows 8についての最新トピックを提供するブログ。8月1日には、Windows 8が正式に完成し、PCメーカーなどへの先行供給がはじまったことを報告している。それ以外にも、OSとしてのグラフィックや印刷機能などについての解説を不定期に公開中だ。
◆Surface by Microsoft(英文)
http://www.microsoft.com/surface/en/us/default.aspx
マイクロソフトが海外で発表したWindows 8搭載タブレット端末。これまでOSやソフトウェアの開発にほぼ専念してきたマイクロソフトが、ハードウェアそのものの開発に取り組んだことで話題を集めた。日本での展開については情報がほとんどなく、そもそもリリースされるかも不明。
◆Windows Phone Newsroom(英文)
http://www.microsoft.com/en-us/news/presskits/windowsphone/
マイクロソフトが予告しているスマートフォン向け最新プラットフォーム「Windows Phone 8」。PC版Windows 8とカーネルレベルでの統合を果たしているというが、こちらも日本向けの公式情報源がほとんどないといってよい状況だ。
◆Microsoft Office カスタマー プレビュー
http://www.microsoft.com/ja-jp/office/preview/
Windowsにとってのキラーアプリケーションと言えるのが、オフィス文書作成ソフト「Microsoft Office」だ。Windows 8の発売に前後して「Office 2013」が登場するとみられ、こちらのページではそのプレビュー版を無料公開している。
◆Windows Server 2012
http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/windows-server/
Windowsのサーバー向け最新製品「Windows Server 2012」は一足早く9月にリリースが開始された。11月には「Essentials」と呼ばれる中小企業向けバージョンも登場。個人の利用にも道が開かれそうだ。
●Windows 8サポート情報集~PCメーカー編
Windows 8といえばタッチ操作。PCメーカー各社の新製品も、タッチパネルを搭載していたり、ノートPCからタブレットへの変形機構を備えるものが多い。とはいえ、従来のマシンをWindows 8にアップグレードすることも可能だ。ここでは、メーカー各社の発売済みPCのWindows 8対応状況をみていこう。
◆NEC Windows 8 サポートのご案内
http://121ware.com/win8-upgrade/
ノートPC「ラビィ」やデスクトップPC「バリュースター」でおなじみのNEC。2011年9月以降発売モデルでは原則としてWindows 8サポートを行う予定だ。アップグレードインストールのための手引きもすでに公開中。また、「Windows 8 導入ガイド」(ドライバー集)も間もなくリリースするという。
◆富士通 Windows 8 動作確認情報
http://azby.fmworld.net/support/win/8/?supfrom=top_info
富士通では2011年夏以降発売モデルを中心にWindows 8関連サポートを行うが、機種によっては動作確認情報のみ提供し、ドライバー更新を行わないケースがある。具体的な製品リストがこちらのページにてすでに掲載中だ。
◆ソニー Windows 8へのアップグレードについて
http://vcl.vaio.sony.co.jp/support/info/2012/021.html
ソニーの「VAIO」シリーズについてのWindows 8サポート情報を告知している。現時点では、対応予定機種の一覧を公開しているのみ。今後、ドライバー、ソフト、BIOS類などを提供していくという。
◆パナソニック Windows 8 サポート情報
http://askpc.panasonic.co.jp/win8/
「レッツノート」のWindows 8サポート情報を探している人はこちらのページに注目。サポート対象モデルの発表だけでなく、機種別のドライバー更新状況の告知などがすでに始まっている。「クリーンインストール」のための情報もあるので参考にしよう。
◆東芝 Windows 8 アップグレード情報
http://dynabook.com/assistpc/osup/windows8/
「ダイナブック」シリーズ各モデルのWindows 8アップグレード情報を提供中。動作確認機種リストも非常に充実している。自動アップグレードのための「東芝アップグレードアシスタント」を今後提供する予定。
◆レノボ Windows 8
http://support.lenovo.com/ja_JP/research/hints-or-tips/detail.page?&AliasID=WIN8-INDEX
ThinkPadをはじめとしたレノボ製品各種のWindows 8対応状況をまとめている。アップグレードインストールにあたって事前に削除しておくべきサポートソフトの一覧などがすでに公開されている。また「ヒント集」によると、現状のBIOSとWindows 8の組み合わせではUSB 3.0デバイスがUSB 2.0デバイスとして認識される症状もある。各ページとも熟読しておきたい。(編集部注:上記まとめページはChromeでは正常に表示されません。Chromeユーザーの方は、IEまたはFirefoxで閲覧していただくようお願いいたします)。
◆デル Windows 8のサポート
http://supportapj.dell.com/support/topics/global.aspx/support/win8-support/win8-portal?c=jp&l=ja&s=bsd
デル製のノートPC、プリンターについてのWindows 8サポート情報ページ。レノボ同様、発売済み製品をWindows 8へアップグレードした場合の制限事項について、すでに多くの解説文章を用意している。
◆HP Windows 8 優待購入プログラム
http://www8.hp.com/jp/ja/ad/windows-8-offer/upgrade.html
HPでは2011年10月1日以降に販売されたモデルについて、Windows 8の動作検証を行う。ドライバーもそれに合わせて開発中という。HP製プリンターについてのドライバー情報もこちらのページから確認できる。
◆ASUS
http://event.asus.com/2012/osupgrade/support/#jp-main
日本における社名の読みを、先ごろ「エイスース」に統一したことで知られるPCメーカー。モデルごとのWindows 8アップグレード可否などもすでに公開中だ。モデル別ドライバーダウンロードページには、機種リストからアクセスできる
◆エイサー Windows 8 優待購入プログラム
http://www.acer.co.jp/ac/ja/JP/content/windows-upgrade-offer
Windows 8優待購入プログラムの解説に加え、アップグレード対象機種リストを公開中。該当機種であれば、「Acer Upgrade Assistant」を利用することで簡単にアップグレードできるとしている。
◆エプソンダイレクト OSアップグレード技術情報
http://www.epsondirect.co.jp/support/osupgrade/index.asp
PC機種別およびプリインストールソフトのWindows 8対応状況を公開中。アップグレードパッチの配布方針などについてもかなり詳しく言及されているので、エプソンダイレクト製品を使用中のユーザーなら今すぐにでも見ておきたいページだ。
◆マウスコンピューター Windows 8 優待購入プログラムのご案内
http://www2.mouse-jp.co.jp/win8/upg/win8up.asp
使用中の製品型番を入力すると、具体的な対応状況や制限事項をチェックできる。アップグレードサポート対象機種は2011年10月1日以降に発売したモデル。BIOSやドライバーも順次公開されるという。
●Windows 8サポート情報集~周辺機器&ソフトウェアメーカー編
続いては、周辺機器やソフトウェアのWindows 8対応状況をみていこう。Windows 8搭載PCをこれから新調する人も、参考にしてほしい。
◆キヤノン 製品別OS対応状況
http://cweb.canon.jp/e-support/os/
インクジェットプリンター「PIXUS」のWindows 8対応状況がまとめられている。発売から6~7年が経過した製品でも問題なくドライバーが提供されるようだ。ただし、公開時期が11月上旬となっているケースも少なからずある。また、ARM系のCPU搭載機で動作する「Windows RT」用のプリンタードライバーも供給される。
◆エプソン周辺機器製品のMicrosoft Windows 8 への対応について
http://www.epson.jp/support/misc/windows8.htm
「カラリオ」シリーズをはじめとしたプリンターのWindows 8対応状況が確認できるページ。やはり、ここ数年で発売された製品については専用ドライバーを準備するようだ。なお、スキャナーの対応については今後情報公開される予定。
◆ブラザー Windows 8対応状況
http://solutions.brother.co.jp/support/os/windows8/
インクジェットプリンター、スキャナー内蔵複合機のWindows 8対応状況を公開中。Windows 8標準ドライバーおよびWindows Update経由でドライバーを入手できるケースも含めると、相当数のモデルが動作する予定。ブラザー製のドライバーは2013年3月ごろまでに渡って順次公開する。
◆バッファロー Windows 8対応一覧
http://buffalo.jp/taiou/os/win8/
外付けハードディスクやルーターでおなじみのバッファロー。これらの機種はもともとOS依存が少ない製品ではあるが、それでも同梱ソフトウェアなどで一部制限がある。地上デジタルチューナーの対応状況も確認できる。
◆アイ・オー・データ機器 Windows 8/Windows RT対応製品リスト
http://www.iodata.jp/pio/os/win8/
ハードディスク、NAS、ルーター、各種インターフェイスボードなどの対応状況を公開中。「対応」「対応予定」「非対応」のほか、「確認中」としている製品もあるので、今後の情報更新にも期待しよう。
◆ロジテック Windows 8対応情報
http://www.logitec.co.jp/ms/win8/windows8.html
http://www2.elecom.co.jp/tables/windows8/top.aspx
外付けのハードディスクや光学ドライブのWindows 8対応状況が確認できる。やはり、添付ソフトウェアで未対応の場合があるため、一部でバージョンアップ版を配布する予定という。グループ会社であるエレコムも、ウェブカメラの動作状況などを公表中。
◆プラネックス Windows 8対応情報
http://www.planex.co.jp/support/os_taiou/taiou_windows8.shtml
ルーターの多くは標準でWindows 8に対応する。一方、USB接続の無線LAN子機については「対応予定」としており、今後ドライバーアップデートが行われることになりそうだ。
◆Microsoft Hardware ソフトウェアのダウンロード
http://www.microsoft.com/japan/hardware/downloads.mspx
マイクロソフト製のキーボード、マウスのドライバー公開ページ。Windows 8対応の「Mouse and Keyboard Center 1.1」の32・64ビット版がすでに配布中だ。ウェブカメラ「LifeCam」シリーズやゲームコントローラー用のWindows対応ドライバーはいまのところない。
◆AMD
http://www.amd.com/jp/
「RADEON」シリーズのビデオカードでおなじみ。ドライバー需要もさすがに高いとあってか、通常のダウンロードページですでにWindows 8対応版がリストアップされている。
◆NVIDIAドライバダウンロード
http://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp
NVIDIAのGeForceシリーズもすでにWindows 8対応ドライバーが公開中。リリースノートが日本語化されているので、更新内容が非常にわかりやすい。 WHQL認証を受けているドライバーについては、Windows Update経由でも入手できるという。
◆トレンドマイクロ サポートページ ウイルスバスターのWindows 8の対応状況について
http://esupport.trendmicro.co.jp/Pages/JP-2080924.aspx
いまやPC使用時に手放せないセキュリティソフト。トレンドマイクロでは、9月に発売された「ウイルスバスター クラウド」(年号がつかないバージョン)でWindows 8対応を済ませている。旧版の「ウイルスバスター 2012」は未対応なので、アップデートをしよう。
◆ノートン Windows 8のセキュリティ対策について
http://jp.norton.com/windows8/promo/?inid=jp_hho_NortonLP_navbar_win8
シマンテックのウイルス対策ソフト「ノートン」シリーズ。同製品を現在利用中のユーザーであれば、アップデートによってWindows 8対応版を追加料金なしで入手できる。
◆マカフィー・個人向け製品 Windows 8サポート情報
http://www.mcafee.com/Japan/mcafee/support/faq/answer_p_spec.asp?wk=SP-00057
マカフィーの各種セキュリティソフトもすでにWindows 8対応を済ませた。具体的には「マカフィー セキュリティセンター」のバージョンが「11.6」以上になっていればOKとのこと。Windows 8環境へ新規インストールする場合は、「2013」の名称が付いたパッケージ、もしくはウェブの「マイアカウント」を利用しよう。
◆カスペルスキー 2013 マルチプラットフォーム セキュリティ発売のご案内
http://www.kasperskystore.jp/information/121011.html
最新バージョンである「カスペルスキー 2013」からWindows 8に対応。旧バージョンを利用している人は、無償バージョンアップできる。クライアントソフトもすでに公開されている。
◆ウイルスセキュリティZERO
http://www.sourcenext.com/product/vs/home/
更新料無料を謳うセキュリティソフトだが、その期限はOSのサポート期限による。つまり、Windows 7時代に本製品を購入した人は、Windows 8へのアップグレード時に買い直しが必要となる。ちょっと変わったルールなのでご注意を。
◆ジャストシステム製品のWindows 8対応状況
http://www.justsystems.com/jp/os/win8/detail.html
ATOK、一太郎、花子、ホームページビルダーなどのWindows 8対応状況をまとめたページ。ATOKは「2011」以降がWindows 8に対応する。ただし「Windowsストア」アプリ使用時にかなりの制限があるようだ。
◆サイバーリンク Windows 8 サポート情報
http://jp.cyberlink.com/stat/window8-updates-center/jpn/products.jsp
Windows 8はDVD再生コーデックが搭載されていないため、DVDを再生するには別売の「Windows Media Center」か、サードパーティー製ソフトが必要になる。サイバーリンクの「PowerDVD」はそういったDVD再生ソフトの1つ。最新バージョンでは「Windows 8対応保証」を行っている。
◆FeliCa ダウンロード
http://www.sony.co.jp/Products/felica/consumer/download/
NFC、住基ネットカードなど各種ICカードを読み込むためのリーダーについての製品情報ページ。最新モデルの「RC-S380」で、本体および関連ソフトともにWindows 8対応となった。税金の電子申告システム「e-Tax」でお使いになる人は注意を。
◆窓の杜 Windows 8対応オンラインソフト一覧#
http://www.forest.impress.co.jp/docs/special/20120927_562621.html
オンライン配布のフリーソフト・シェアウェア情報を専門的に扱う「窓の杜」。こちらの特集ページでは、Windows 8対応を表明したソフトがリスト化されている。お気に入りソフトの動向を簡単にチェックできて、便利だ。
(2012/10/19)
[森田 秀一]