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テレ東「ガイアの夜明け」で、ランサムウェアの最新手口やホワイトハッカーへの密着を今夜22時から放送

 テレビ東京で毎週金曜日に放送中の経済報道ドキュメンタリー「ガイアの夜明け」において、今日11月21日22時からランサムウェアを取り上げた内容が放送される。

 日本国内のニュースでは、連日、ランサムウェアの被害に遭った企業や組織に関する内容が取り上げられている。直近の事例では、アスクルやアサヒグループHDへのランサムウェア攻撃が、社会に多大な影響を及ぼしている。番組の予告動画に映っていた「Qilin」のロゴは、アサヒグループHDにランサムウェア攻撃を仕掛けたとされるサイバー攻撃者のものだ。

 現在、ランサムウェアの多くは、RaaS(Ransomware as a Service)と呼ばれる形態で提供される。ツールとしてのランサムウェアの提供者、ランサムウェアを利用した攻撃の実行者などが分かれ、金銭的利益によりつながって活動していることが特徴で、前述のQilinもRaaSを運営するグループだ。

 まだ広く知られているとは言い難い、このようなRaaSの実態にも切り込んだ内容が期待される。

 番組では、ランサムウェアがシステムに侵入して身代金を要求する最新の手口のほか、日本企業と協力を深める台湾のホワイトハッカーへ密着し、最新の動向について取り上げる。

 TVerなどでの見逃し配信(期間限定)のほか、テレビ東京の経済メディア「テレ東BIZ」での配信も予定されている。