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ウェブサービス連携ツール「Microsoft Flow」のiOSアプリを公開

 Microsoftは20日、企業向けのウェブサービス連携ツール「Microsoft Flow」のiOSアプリを公開した。Android版も近々公開の予定。

 Microsoft Flowは、IFTTTやヤフーのmyThingsのように、複数のウェブサービス間を連携し、通知の取得、データの同期、ワークフローの自動化などが行えるツール。例えばRSSの通知をメールに転送したり、OneDriveにファイルが追加されたらDropboxにコピーする、といった動作を設定できる。

 Microsoftアカウントで利用できるが、企業向けサービスとして位置付けられており、Office 365などとの連携が前提となっている。4月にプレビュー版が公開されていたが、現在では連携可能なサービスが36種類に増えている。これらを組み合わせたテンプレートが用意されていて、ウェブサイトから選んで設定できるほか、カスタムAPIの作成も可能。

 iOSアプリは事前に作成しておいたFlowの開始や停止、履歴のチェック、通知の種類によるフィルタリングなどが行えるほか、プッシュ通知にも対応している。