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BookLive、家族情報流出の可能性でアルバムアプリ「リコネ」のサービスを終了
2016年7月11日 12:09
株式会社BookLiveは8日、個人情報流出を受け、家族間での写真・動画共有サービス「リコネ」の一部機能と、Android/iOSアプリの公開を停止した。8月8日にはサービスを終了する。
リコネは、Android/iOSアプリから写真や動画を共有できるサービス。招待された家族に限定して共有ができ、閲覧はウェブサイトからも可能だった。
今回の情報流出は、7月1日にユーザーからGoogle Playストア上で指摘を受けて発覚したもので、Android端末と家族情報を紐付けるデータの一部に重複が発生し、一部ユーザーが別の家族の情報が閲覧できる状態となっていた。最大で38件の家族情報が流出した可能性があるという。
流出の可能性がある家族情報は、共有されていた写真や動画に加えて、ニックネーム、生年月日、続柄、メールアドレスの家族一覧情報と、子供の氏名、生年月日、性別。情報が流出した可能性のある家族には、1000円分のクオカードを送付するという。
BookLiveでは、7月8日18時に、Android/iOSアプリにおいて、「写真/動画の閲覧」「写真/動画の追加(アップロード)」「生中継機能」「家族一覧及びお子さま情報の閲覧」の各機能を停止。8月8日12時には、Android/iOSアプリのすべての機能とウェブブラウザーで提供しているサービスの機能をすべて停止する。
なお、家族グループの中にAndroid端末の利用ユーザーがいない場合は、情報の漏えいはないとのこと。