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プラネックス、多機能センサーと連携するパン/チルト対応ネットワークカメラ

 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、IEEE 802.11n/g/b対応のネットワークカメラ「カメラ一発!(CS-W72Z)」と、カメラと連携する温度や湿度、ドア開閉のモニタリングなどが可能な多機能センサー「ZD2201JP-5-P」を9月30日に発売する。価格はいずれもオープンプライスだが、Amazon.co.jpでは、CS-W72Zが3万5800円、ZD2201JP-5-Pが1万4799円、両方をセットにしたCS-W72Z-Kが4万9800円(いずれも税込)。

 CS-W72Zは、1/4インチCMOSセンサーを採用し、最大1280×800ピクセルのH.264動画を撮影可能なネットワークカメラ。録画データは本体スロット内のmicroSDメモリーカード、ネットワーク上のNAS、Dropboxへの保存が可能。

 左右340度のパン、上下130度のチルトが可能で、カメラ前面には昼用と夜用のレンズ2つを装備。赤外線LEDも搭載しており、周囲の明るさに応じで自動的に赤外線撮影を行う。IEEE 802.11n/g/bの無線LANに加えて、有線LANにも対応する。

 マイクとスピーカーを内蔵、スマートフォンアプリからトランシーバーのようにボタンを押して話しかけることができる。アプリではタイムラプス録画を設定することもできる。

 ZD2201JP-5-Pは、世界標準規格「Z-Wave」に対応する無線通信センサーで、ドアの開閉、温度、湿度、照度のモニタリングが可能。CS-W72Zとの組み合わせで、カメラ単体では不可能だった状況の変化を検知できる。周波数帯は920MHz帯を使用し、単四電池2本で動作する。

 センサーユニットは冷蔵庫や玄関ドアなどに設置して、映像や音声の変化に反応したり、センターの変化をとらえて動画撮影を自動で行えるほか、スマートフォンアプリを通じたプッシュ通知も可能となっている。