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プラネックス、熱源感知・温度センサー搭載ネットワークカメラ2機種の販売再開、農畜産業でニーズ
(2016/4/7 16:34)
プラネックスコミュニケーションズ株式会社は5日、「カメラ一発!」シリーズのネットワークカメラ製品「CS-W60HD」「CS-W70HD」について、販売を再開すると発表した。価格(税別)は、CS-W60HDが3万円、パン/チルト機構付きのCS-W70HDが6万円。
これら2機種は、2013年に発売された製品。その後、後継機種である「CS-W50HD」「CS-W72HD」が発売されたことを受け、旧機種は在庫限りで販売を終了する予定だったが、後継機種で削除された赤外線による熱源感知センサーとカメラ周辺温度を測定する温度センサーについて、農業畜産管理システムなどでのニーズが予想以上に大きく、再販売を求める声が多く寄せられたのだという。
カメラ部は、昼用・夜用の2つのレンズと赤外線LEDを装備。周囲の明るさを認識し、暗くなると自動的に赤外線撮影に切り替わる。映像素子は、100万画素の4分の1インチCMOSセンサーで、解像度は最大1280×800ピクセル。熱源感知センサーと温度センサーのほか、マイク、スピーカーも備える。
ネットワーク接続は、IEEE 802.11n/g/bの無線LANに対応するほか、100BASE-TX/10BASE-Tの有線LANポートも備える。スマートフォンなどから映像をモニタリングするためのアプリとして、iPhone/iPad/Android/Kindle向け専用アプリを用意しているほか、最大36台のカメラ動画を同時モニタリングできるWindows用アプリも提供している。映像は、本体に装着したmicroSD/microSDHCメモリカードやネットワーク上に設置したNASへ録画することも可能だ。
本体の大きさ・重さは、CS-W60HDが約75.3×131.5×78.7mm(幅×高さ×奥行)・約110g、CS-W70HDが約89×127×100mm(同)・約350g。