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ビズソフトの業務ソフト新版「17シリーズ」 クラウドバックアップサービスなどを強化
2016年10月18日 12:32
ビズソフト株式会社は18日、業務ソフトウェア製品群「ツカエルシリーズ」の新版「同 17」を発表した。「ツカエル会計 17」、「ツカエル見積・納品・請求書 17」など10製品を11月15日より販売開始する。
「ツカエル会計 17」では、まず新機能「前年度帳票の参照」を搭載した。これは、現在参照している年度の前年の仕訳・伝票を確認できるようにするもので、表示可能な帳票は、「仕訳日記帳」「総勘定元帳」「補助元帳」「伝票」の4種類に対応する。また、「ツカエル会計 17」「ツカエル青色申告+確定申告 17」では、平成28年分から確定申告への記載が始まるマイナンバーに対応した。
「ツカエル経理 17」「ツカエル見積・納品・請求書 17 匠」「ツカエル見積・納品・請求書 17」では、同時入力機能を改善。「取引一覧」「取引入力(全て)」「ダッシュボード取引の入力」「仕入、 支払明細表」「経費その他明細表」が同時入力可能となっている。
さらに「ツカエルシリーズ 17」では、クラウドバックアップサービス「あんしんデータお預かりサービス」が機能強化され、事業所データファイルごとにマイページへのアップロード先が選択できるようになった。これによって、複数データファイルの自動バックアップが可能になる。なお「あんしんデータお預かりサービス」は、サポートとサービスおよび追加機能を利用できる「基本使用サービス」が有効なユーザーに対して提供される。
全パッケージにライセンスとCD-ROMを2セット同梱する点は、前シリーズ同様。また他社の業務ソフトや表計算ソフトで記帳しているユーザー、ビズソフトの旧製品を利用しているユーザーを対象に、優待価格で製品を提供する「ツカエル会計 17 乗換・優待版」「ツカエル青色申告+確定申告 17 乗換優待版」も提供するとのこと。製品の機能やサービス内容は通常製品と変わらず、一部の他社製品からデータを引き継いでツカエルシリーズで利用できる「かんたん乗り換えツール」も用意されている。
価格(税別)は、通常の「ツカエル会計 17」が2万2000円、「ツカエル青色申告+確定申告 17」が7400円、「ツカエル経理 17」が1万6000円など。また、「ツカエル会計 17 乗換・優待版」は1万5400円、「ツカエル青色申告+確定申告 17 乗換・優待版」は5000円で提供される。