ニュース
IPA、AIの信頼できる社会実装を支える「デジタル&AIシステムズ・デザインセンター」新設
2026年8月5日 07:30
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、8月1日付で「デジタル&AIシステムズ・デザインセンター」(DADC:Digital & AI systems Design Center)を新設した。
DADCは、旧「デジタルアーキテクチャ・デザインセンター」「デジタル基盤センター」「デジタルトランスフォーメーション部」を統合したもので、AIが業務や生活の中に組み込まれたAI前提の社会における社会・産業のデジタル変革を支える中核組織として活動する。
AI前提の社会では、もはやデータ流通やAPI、ガイドラインの整備だけでは不十分であり、誰がどの条件でどの品質・意味のデータをどのAIやシステムで用い、どのような責任分界と公平性の下で運用するかを一体で設計、実装、運用する社会基盤が不可欠となると、IPAでは背景を説明している。また、信頼できる社会実装を進めるには、ガバナンスを内包したエンタープライズアーキテクチャと、AI、データ、クラウド、エッジ、サイバーセキュリティ等を横断して統合設計する力が求められるとしている。
こうした背景を受け、IPAは可搬性・継続性・監査可能性を備えた共通基盤を形成し、信頼できる社会実装へ転換させる機能を担う、デジタル変革を支える中核組織としてDADCを設置した。今後、政府・自治体、民間企業、学術・研究機関などの関係機関と連携し、AIやデータを活用したアーキテクチャ設計から共通基盤整備、社会実装、知見の展開までを一体的に推進することで、持続可能で信頼できるデジタル社会の実現に貢献するとしている。
