ニュース

“地図”を更新し続ける人々と技術を追った書籍「こんなにスゴイ! 地図作りの現場」発売

 株式会社インプレスR&Dは、書籍「こんなにスゴイ! 地図作りの現場」(片岡義明著)を発刊した。希望小売価格(税別)は、電子書籍版(EPUB3/Kindle Format8)が1500円、印刷書籍版(A5判・本文146ページ・モノクロのプリントオンデマンド本)が1800円。INTERNET Watchの連載「趣味のインターネット地図ウォッチ」の記事をベースに、一部パートを新たに書き下ろしたもの。

 紙はもとより、ウェブサイトやスマートフォンアプリなどさまざまな形で提供・利用されるようになった“最強コンテンツ”の地図だが、現実の世界を素早く反映して最新状態に更新するため、その制作の裏側には人手をかけたアナログで地道な情報収集、データのデジタル加工、測位技術やUIの開発、市民の協働作業など、多くの過程があるという。そうした地図作りの現場を、大手地図会社や国土地理院、大手ネット企業などへの取材をもとにレポートする。

 同連載でもお伝えしたゼンリン、インクリメントP、昭文社、国土地理院、ヤフーに加えて、書籍化にあたり今回、市民コミュニティの手で地図データを整備している「OpenStreetMap」を新たに取材・レポートしている。

 電子書籍版は、「Amazon Kindleストア」「楽天koboイーブックストア」「Apple iBookstore」「紀伊國屋書店 Kinoppy」「Google Play Store」「honto電子書籍ストア」「Sony Reader Store」「BookLive!」「BOOK☆WALKER」で、印刷書籍版は「Amazon.co.jp」「三省堂書店オンデマンド」「hontoネットストア」「ウェブの書斎オンデマンド本 楽天市場店」「楽天ブックス」で順次、販売を開始する。