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Twitter、ターゲティング広告を実現する「テイラードオーディエンス」の国内提供を開始




 Twitter Japan株式会社は28日、特定のユーザー層へ向けて広告を配信できる「テイラードオーディエンス」を国内のDMP(Data Management Platform)パートナー8社へ提供開始したことを発表した。

 テイラードオーディエンスは、ウェブサイトの訪問履歴、スマートフォンアプリのインストール、アプリ内での特定のアクションを行ったユーザーのデータや、CRMデータといったDMPパートナーや広告配信を希望する企業が保有するデータを活用して、Twitter広告の配信APIである「Twitter Targeting API」を通じたターゲッティング広告の配信が行えるもの。米国では2013年12月より提供していた。

 これまでは、広告主である企業自身がTwitterの広告管理画面へデータをアップロードするか、グローバルDMPパートナーを利用する必要があったが、今回の国内提供により、国内のDMPパートナーを通じてテイラードオーディエンスを実施可能になる。

 これにより、ポリシー上、保有するデータを直接Twitterにアップロードできない企業が、パートナーを経由して自社の保有データを広告配信に活用し、自社データに加え、各パートナーに蓄積されたユーザーの行動情報を利用して、精度の高いターゲティング広告の配信が可能になるという。

 国内DMPパートナーは、インティメート・マージャー、Supership、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム、電通、博報堂DYメディアパートナーズ、博報堂DYデジタル、デジタルガレージ子会社のBI.Garage、サイバーエージェント子会社のRightSegmentの8社。