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渡辺直美さんが「#MVI (Most Valued Instagrammer in Japan)」受賞

米Instagramのマーニー・レヴィーンCOOが来日して都内で授賞式

Instagram最高執行責任者(COO)のマーニー・レヴィーン氏とタレントの渡辺直美さん

 米Instagramは14日、2016年にInstagram上で話題になったユーザーを発表する「#MVI (Most Valued Instagrammer in Japan)」授賞式を都内で開催。国内で最も「いいね!」された写真・動画およびフォロワー数を獲得したタレントの渡辺直美さんに記念トロフィーを贈呈した。

 Instagram最高執行責任者(COO)のマーニー・レヴィーン氏によると、日本のInstagram利用者は1200万人以上に上るという。8月には、作成したコンテンツが24時間後に自動で消滅する「Instagram Stories(インスタグラムストーリーズ)」を発表するなど、新機能の追加も随時行っている。

 マーニー氏は「2016年は素晴らしい1年になった。ここ数カ月でInstagram Storiesなどの機能を発表したが、これらを通して生活の楽しいひと時を捉えられるようになった」と述べた。

 Instagramを普段から活用する渡辺さんは、写真を投稿し始めてから海外でも声をかけられることが増えたという。「自由に投稿していたらフォロワーがどんどん増えた。自分が面白いと思うものを載せるようにした結果、みなさんにも楽しんでもらえたのかもしれない」とコメントしつつも、テレビで注目されるようになってからクオリティを上げるために追い込まれるようになったとも打ち明けた。

61万8000件の「いいね!」を集めた写真は29歳の誕生日を迎えたときに投稿したもの
テレビでも注目されるようになってから、写真の画質にもこだわるようになり、色合いの明るい写真を投稿するようになったそうだ

 中でも、Instagram Storiesは限られた時間でコンテンツが消える仕様になっているため、メイク中や変顔など気軽に日常の出来事を伝えやすい機能として重宝しているという。特に写真をつなげてミニ動画を作成する「ブーメラン」機能がお気に入りだそうだ。

 また、授賞式ではInstagram Storiesの機能を紹介しながら、自身の2016年を表す漢字一文字として「進」を発表した。

 「今年はワールドツアーやCM、バラエティなど新しい仕事をさせていただき、私個人としても進んだのではないかと感じている。来年は地に足ついた感じで、自分のやりたいことはもちろん、皆さんを常に楽しい気持ちにできるようにInstagramからも発信できるように頑張りたい」と述べつつ、8000万人以上のフォロワーを擁するタレントのビヨンセさんも目標にしているとコメントした。

 マーニー氏は渡辺さんについて、「見る側にも喜び、楽しみをもたらしている点に感銘を受けた。日本のInstagramコミュニティの一員であることを誇りに思う」と祝辞を述べた。