2017年3月提供予定の「Firefox 52」でWindows Vista/XPのサポートを終了

　Mozillaは、2017年3月7日にリリース予定の「Firefox 52」が、Windows Vista/XP向けの最後のバージョンとなることを明らかにした。以降は延長サポート版（ESR：Extended Support Release）へ移行し、セキュリティアップデートは2017年9月まで提供される予定。

　ESRは、主に長期サポートを必要とする法人向けと位置付けらるもので、重要なセキュリティの更新は適用されるが、新機能は年1回の間隔で提供される。なお、ESRへの移行に際し、ユーザーが何らかの操作を行う必要はない。Mozillaでは、2017年中ごろにWindows Vista/XPでのFirefoxのユーザー数を評価した上で、9月以降のサポートに関する予定を改めてアナウンスするとしている。

　なお、Microsoftでは、Windows XP SP3のサポートを2014年4月9日に終了しており、Windows Vista SP2の延長サポートも2017年4月11日に終了する予定。また、Googleでも、2016年4月提供の「Chrome 50」を最後にWindows Vista/XPのサポートを打ち切っている。