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機械学習でマンガの吹き出しを認識・拡大、Google Playブックスの新機能「ふきだしズーム」国内提供

 グーグル合同会社は12日、電子書籍サービス「Google Playブックス」のAndroidアプリをアップデートし、マンガの吹き出し部分を拡大する新機能「ふきだしズーム」の国内向け提供を開始した。

 機械学習による画像認識で、マンガ作品のセリフが描かれた吹き出し部分を認識。吹き出し部分をダブルタップするか、画面左側をタップすると、画面右上から順に吹き出し部分のみを拡大していく。音量ボタンを押しても吹き出し部分を順に拡大できる。

 ふきだしズームは、画面中央をタップすると右上に表示される「Aa」をタップすることで表示されるメニューから機能を有効にできる。

 機械学習技術は、「Googleフォト」でも採用されているもの。写真をテキストで検索できるのと同様、コンテンツ内のセリフの吹き出しを検出できるという。

 現在、ふきだしズームの機能が有効なのは、一部作品のみとなっており、Google Playブックスの特集ページで一覧を確認できる

 グーグルでは、ふきだしズームの機能により、画面の小さいスマートフォンなどで、これまでのように読みづらい箇所をズームする必要がなく、ページ全体の構成を損なわないため、モバイルでの読書体験をより快適にするとしている。