ニュース
UWPアプリの利用状況をGoogle Analyticsで追跡できる「Windows SDK for Google Analytics」
2017年2月13日 15:56
Microsoftは10日、Google Analytics向けとなる「Windows SDK for Google Analytics」のC#版とC++/JavaScript版をリリースした。
SDKでは、ユーザーの利用状況に関するRAWデータをHTTPリクエストでGoogle Analyticsサービスに送信できる「Measurementプロトコル」を用い、以下のデータについてのトラッキングをサポートする。
- Screen Views
- Actions (aka Events)
- Social Interactions
- Exceptions
- Enhanced commerce
- User Timings
- Custom Dimensions & Metrics
C#版のSDKは、Windowsアプリとデスクトップアプリの双方で利用可能。一方のC++/JavaScript版は、これらの言語で開発されたWindowsアプリがターゲットとなり、いずれもアプリに簡単なコードを追加するだけで、ユーザーの利用状況をGoogle Analyticsで追跡可能になる。なお、Google Analyticsへのアプリ登録時には、「Mobile Apps」を選択する必要がある。
SDKのパッケージは、.NETをはじめとしたMicrosoftの開発プラットフォームに対応するオープンソースのパッケージマネージャーである「NuGet」から入手可能。ソースコードはGitHubで配布されている。
SDKにおけるクラス名とデザインパターンは、GoogleのAndroid SDKに基づいてモデル化されており、ほかのプラットフォームなどですでにGoogle Analyticsを利用している場合にも、移植性と可動性が確保されているという。