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UWPアプリの利用状況をGoogle Analyticsで追跡できる「Windows SDK for Google Analytics」

 Microsoftは10日、Google Analytics向けとなる「Windows SDK for Google Analytics」のC#版とC++/JavaScript版をリリースした。

 SDKでは、ユーザーの利用状況に関するRAWデータをHTTPリクエストでGoogle Analyticsサービスに送信できる「Measurementプロトコル」を用い、以下のデータについてのトラッキングをサポートする。

  • Screen Views
  • Actions (aka Events)
  • Social Interactions
  • Exceptions
  • Enhanced commerce
  • User Timings
  • Custom Dimensions & Metrics

 C#版のSDKは、Windowsアプリとデスクトップアプリの双方で利用可能。一方のC++/JavaScript版は、これらの言語で開発されたWindowsアプリがターゲットとなり、いずれもアプリに簡単なコードを追加するだけで、ユーザーの利用状況をGoogle Analyticsで追跡可能になる。なお、Google Analyticsへのアプリ登録時には、「Mobile Apps」を選択する必要がある。

 SDKのパッケージは、.NETをはじめとしたMicrosoftの開発プラットフォームに対応するオープンソースのパッケージマネージャーである「NuGet」から入手可能。ソースコードはGitHubで配布されている。

 SDKにおけるクラス名とデザインパターンは、GoogleのAndroid SDKに基づいてモデル化されており、ほかのプラットフォームなどですでにGoogle Analyticsを利用している場合にも、移植性と可動性が確保されているという。