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10GbE SFP+に対応するQNAP TurboNASシリーズの4ベイモデル「TS-431X」

 テックウインド株式会社は、10GbE SFP+ポートを装備する台湾QNAP Systems製TurboNASシリーズの4ベイモデル「TS-431X」を2月24日に発売する。オープンプライスだが、予想実売価格は5万4800円(税込)。

 CPUにはARM互換のAlpine AL-212 1.7GHzを採用。SO-DIMMスロットには2GBメモリを標準で搭載し、8GBまでアップグレードが可能。本体前面にはUSB 3.0×1とHDDベイ×4を装備。ツールフリーでHDDを脱着できる。

 背面には10GbE SFP+ LAN×1、ギガビット対応のLAN×2、USB 3.0×2、12cmファン×1を装備する。10GbE接続時のスループットは最大956MB/sで、ハードウェアによるAES 256暗号化時でも最大312MB/sとなる。本体サイズは160×219×169mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.3kg(HDD搭載時)。

 NASの指定ベイにSSDを取り付けることで利用できるSSDキャッシュ機能をサポートし、IOPS性能を最大10倍程度向上できる。また、Linux VMを複数動作させて、Docker Hubレジストリからアプリをダウンロードできるほか、QIoT Containersプラットフォームをサポートする「Container Station」により、IoTアプリをより容易に開発できる。

 OSにはQTS 4.3を採用。プライベートクラウドの構築や、メールを一元管理できる「QmailAgent」、メモの作成や共有が可能な「Notes Station」、全文検索エンジン「Qsirch」、各種クラウドストレージへのバックアップが可能な「Hybrid Backup Sync」といったアプリを利用できる。

 ほかのNASの領域を使ってディスク容量を拡張できるネットワークベースの仮想JBOD「VJBOD」にも対応。ネットワーク上のファイル共有用のSMB/CIFS、NFS、AFPプロトコルをサポートし、Windows、Mac、Linux、UNIXでの共有に対応する。