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セキュリティソフト「G DATA」の2017年版、ランサムウェア対策の新機能
2017年3月2日 13:28
株式会社ジャングルは、G DATA Software株式会社の統合セキュリティソフトの新製品「G DATA インターネットセキュリティ 2017」を3月9日より販売すると発表した。Windows 10/8.1/7(32bit/64bit)に対応する。価格(税別)は、1年1台版が2980円、3年3台感謝キャンペーン版が4980円など。
2017年版では新機能として「ランサムウェア対策」を搭載。ファイルの暗号化機能を持ったトロイの木馬型マルウェアの挙動を検出して動作を早期に停止させることで、未知のランサムウェアに感染してしまった場合でも大半のファイルを無事に保護できるとしている。リネームやファイルの変更など疑わしい挙動を検知した際に警告を表示するもので、マルウェアにより引き起こされている処理か、ユーザー自身が実行した暗号化かを判断して処理の停止またはブロックの解除を指定する。
同じく新機能の「クラウドファイルバックアップ」は、指定したデータを「Google ドライブ」「Dropbox」にバックアップするもの。G DATAのGUIからアクセスでき、パスワード保護もできるため、データをよりセキュアに保存するとしている。
このほかの機能としては、ウイルス/スパイウェア対策、インターネットバンキング取引を狙った攻撃を効果的にブロックする「G DATAバンクガード」、インストール済みのアプリケーションの脆弱性を突く攻撃から保護する「アプリケーション脆弱性ブロック」、USB端末がキーボードになりすまして不正操作する攻撃から保護する「USBキーボードガード」、迷惑メール対策、フィッシング詐欺サイト対策、有害サイトアクセス対策などを備えている。また、複数ライセンス版には、Android OSのウイルス/マルウェア対策機能を提供する「モバイルセキュリティ」も付属する。
G DATA インターネットセキュリティ 2017の機能に加えて、システム最適化、データ暗号化、バックアップ/リストア、USBメモリや外付けドライブなどへのアクセスをユーザー単位・デバイス単位で管理できる「デバイスコントロール」、不審なアドオンを削除する「ブラウザクリーナー」といった付加機能が提供される「G DATA トータルセキュリティ 2017」もラインアップ。新機能としては、Internet ExplorerやGoogle Chrome用の専用拡張機能によりショッピングサイトなどで使用するパスワードの管理・生成が行える「パスワードマネージャー」を搭載した。価格(税別)は、1年1台が3980円、 3年1台が8980円。