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レーザーじゃないポインター「ロジクール Spotlight」発売、プレゼンがネクストレベルに!?

「ロジクール Spotlight プレゼンテーション リモート」

 株式会社ロジクールは、プレゼンテーター向けのポインターツール「ロジクール Spotlight プレゼンテーション リモート」を3月22日に発売する。スクリーンにレーザーを照射して空間的にポインティングする仕組みのレーザーポインターとは異なり、レーザーを出さずに、PC画面側でソフトウェア的にポインターを表示する仕組み。レーザー方式でははっきり見えない液晶ディスプレイや、テレビ会議の相手側画面にもポインティングできるのが強みだ。オープンプライスだが、同社オンラインストアでの販売価格は1万2800円(税別)。

 Spotlightは、大きさが131.3×28.1×12.1mm、重さが49.2gのスティック状のツールで、ジャイロや加速度センサーを内蔵。これを手に持って動かすことで、プレゼンテーション画面上の任意の箇所をスポットライト(円形のハイライト表示)で強調することができるほか、拡大鏡機能によってズーム表示も行える。

本体カラーがスレートの「R1000SL」(右)、ゴールドの「R1000GD」(左)をラインアップ

 Spotlight本体には「スポットライト」「進む」「戻る」の3つのボタンが付いているが、上下に揺らすことでボリュームコントロールも可能。ボタンに他の機能を割り当てられるカスタマイズにも対応するほか、画面のカーソル操作も可能なため、動画の再生ボタンを押したり、リンクを開くなどの操作もSpotlightから行えるとしている。

 PCとは、付属のUSBレシーバーまたはBluetoothを介してワイヤレス接続し、操作可能距離は約20mまで。内蔵のリチウムイオンバッテリーはUSB経由で充電するが、わずか1分間の充電で約3時間のプレゼンテーションで使用できるという。さらにフル充電すれば、約3カ月間利用可能。対応OSは、Windows 7以降とMac OS X 10.10以降。対応するプレゼンテーションソフト/ファイルは、PowerPoint、Keynote、Google Slide、Prezi、PDF。利用にあたっては、Spotlight専用ソフトのインストールが必要だ。

付属のUSBレシーバー。使用しない場合や持ち運び時には、本体下部のスロットに格納しておける

 このほか、Spotlight本体には、設定した時間に振動させられるバイブレーション機能も搭載。例えば、持ち時間の残り5分などのタイミングをプレゼンテーターが把握することができる。

 ロジクールではSpotlightについて、もはや単なるツールではなく、「プレゼンをネクストレベルに上げる最強のパートナー」だとしている。