ニュース
20代以下の若年層がマンガアプリの利用を牽引~ニールセン調査
2017年3月28日 17:07
ニールセンデジタル株式会社は、スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView」のデータをもとに、2017年2月におけるマンガアプリの利用動向について調査・分析を行った。
月間利用者数では「LINEマンガ」が279万人、「comico」が260万人、「マンガワン」が247万人、「マンガボックス」が119万人、「少年ジャンプ+」が118万人、「GANMA!」が104万人。過去6か月の利用者数の推移はほぼ横ばい。
月間利用回数と1回あたりの利用時間をみると、LINEマンガは21回(9分37秒)、「comico」は19回(8分44秒)、「マンガワン」が20回(8分1秒)、「マンガボックス」が17回(8分17秒)、「少年ジャンプ+」が10回(5分54秒)、「GANMA!」が11回(7分47秒)。ニールセンによると、ユーザーは2~3話相当を読む長さで利用しており、週に2回以上の頻度で定期的に作品を読んでいると分析する。
各アプリ利用者の男女構成比は、「LINEマンガ」「comico」では女性の割合が約65%となった一方、「マンガワン」「マンガボックス」「少年ジャンプ+」では男性の利用者が60%超となった。
アプリ全体の年代構成比では、20代以下と30代がともに23%、40代が24%、50代以上が30%。月間利用者数が100万人以上の各マンガアプリでは、20代以下の若年層が半数を占めていることが分かった。