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6割の母親が2020年の小学校プログラミング必修化を把握しておらず、ジャストシステム調査
2017年4月11日 15:51
ジャストシステム株式会社は11日、「AIとSTEM教育に関する意識調査」の結果を発表した。調査対象は年少クラス~小学6年生の子どもを持つ母親1652人。同社が提供するオンラインアンケートサービス「Fastask」で3月21~24日に実施した。
2020年から小学校でプログラミングが必修化されることについて「知っている」と答えたのは39.4%、「知らなかった」は60.6%だった。
小学校のプログラミング教育で期待する効果について上位に挙がったのは、「基本的な素養としてのスキルが身に付く」の37.7%、「科学技術系・理数系の知識が高まる」の33.8%、「将来の職業の選択肢が広がる」の33.4%など。
現在、プログラミング、ロボット、実験、サイエンス分野などの習い事に通わせているのは全体の3.6%。通わせている理由としては「自分で考えて、行動できる人になるため」の55.9%、「将来の職業の選択肢を広げるため」の54.2%、「好きなことや得意なことが伸ばすため」の47.5%、「科学技術系・理数系の知識を高めるため」の42.4%などが上位。
各教室で習っている内容について、子どもが「とても興味・関心を持っている」が72.9%、「どちらかというと興味・関心を持っている」が23.7%、「どちらともいえない」が1.7%、「全く興味・関心がない」が1.7%。
プログラミング教室に通わせてから変わったこととして多く挙げられたのは、「創造力が高まった」の47.5%、「勉強に意欲的になった」の47.5%、「自分に自信がついた」の45.8%、「物事を筋道立てて考えられるようになった」の35.6%。