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ASUSTOR、Apollo LakeベースのCeleronを搭載した4ベイ/2ベイNAS「AS6404T/AS6302T」
2017年4月26日 06:00
ASUSTORは、CPUにApollo Lake世代のCeleronを搭載した4ベイNAS「AS6404T」と2ベイNAS「AS6302T」を5月2日に発売する。市場想定価格(税込)はAS6404Tが10万8800円、AS6302Tが5万2800円。
AS6404TにはCeleron J3455(クアッドコア、1.5GHz)、AS6302TにはCeleron J3355(デュアルコア、2.0GHz)を採用。いずれもインテルHDグラフィックスエンジンを内蔵しており、H.265(HEVC)、WebM(VP9)動画のハードウェアトランスコードをサポートする。ASUSTORによれば、Braswell世代のCeleron N3160(クアッドコア、1.6GHz)を搭載する「AS3204T」との比較で、画像含むすべての処理性能が約30%向上しているという。
本体背面には、最大60Pの4K映像出力に対応するHDMI 2.0をサポートしたHDMI×1ポート、音声出力用のS/P DIF×1ポート、ギガビット対応のLAN×2ポートを装備。USB 3.0は背面に2ポート、前面に1ポート、USB 3.0 Type Cも1ポート装備する。
AS6404Tでは、リンクアグリゲーションを設定したRAID 5構成時の読み取り速度が約219MB/s、書き込み速度は約221MB/s。また、ハードウェアエンジンによる暗号化有効時は、読み込みが約213MB/s以上、書き込みが約178MB/sとなる。
一方、AS6302Tでは、リンクアグリゲーションを設定したRAID 1構成時の読み取り速度が約216MB/s、書き込み速度は約218MB/s。また、ハードウェアエンジンによる暗号化有効時は、読み込みが約217MB/s以上、書き込みが約114MB/sとのこと。
AS6404TはDDR3Lメモリを4GB×2、AS6302Tは同1GB×2搭載し、いずれもデュアルチャンネルで動作する。本体サイズはAS6404Tが170×230×185.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量2.9kg。AS6302Tが108×230×163.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量2kg。
NAS管理用のAndroid/iOSアプリ「AiMaster」では、初期設定などが行えるほか、スリープモードや電源がオフになっているNASを起動できる。
このほか、「Amazon S3」「ASUS WebStorage」「Dropbox」「Google ドライブ」「OneDrive」「Box.net」などのクラウドストレージサービスに接続してのバックアップや、FTP、USB接続の外付けHDDへのバックアップも可能。