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Square、決済プラットフォームのAPIを公開、実店舗とECサイトの売上情報連携など

 Square株式会社は9日、決済プラットフォームのAPIを日本でも公開した。「EコマースAPI」「POS API」を含む6つのAPIがある。

 「Eコマース API」は、Squareの決済システムをECサイトに組み込めるもの。すでに実店舗でSquareを利用している加盟店であれば、オンラインストアの売上も1つの管理画面でまとめて管理できる。

 オンラインストアに簡単なコードを組み込むことで実装可能。クレジットカードの情報セキュリティ標準である「PCI-DSS」に準拠しており、堅牢なセキュリティを実現するという。

 すでにグローバル展開しているeコマースプラットフォーム「Weebly」「Ecwid」「Wix」「WooCommerce」「Magento」と連携しており、今後は日本のショッピングカート事業者やeコマースプラットフォームとも順次連携する予定。

 「POS API」は、Android/iOS向けのPOSアプリとSquareのカード決済を連携するもの。クレジットカードリーダー「Square Reader」を使ったカード決済を利用できる。

 このほか、取引履歴の情報を連携する「reporting API」、商品登録と在庫管理情報を連携する「items API」、従業員の情報を連携する「employees API」、顧客情報を管理・連携できるAPIを公開した。