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Facebook、災害時に被災地の状況を簡単に共有できるノート機能を追加

 Facebookは15日、災害時に安否確認などが行える「災害時情報センター」をアップデートし、3つの新機能を追加したと発表した。

 Android/iOSアプリに先行して提供された「コミュニティヘルプ」機能がデスクトップ版でも利用できるようになった。物資や避難場所、移動手段、支援方法の検索・投稿ができる。

「コミュニティヘルプ」機能がデスクトップ版に対応

 また、「ノート」機能が追加されたことで、友達や家族に被災地の状況をより簡単に共有できるようになった。災害時情報センターで無事を報告するとニュースフィードに自動的に表示される。

「ノート」機能

 災害の詳細な情報については、米国の第三者機関「National Center for Crisis and Continuity Coordination(NC4)」から配信される。これにより、ユーザーから無事が報告された場合でも、より正確な災害状況を把握できるとしている。

米国の第三者機関「National Center for Crisis and Continuity Coordination(NC4)」が災害の詳細情報を配信

 Facebookによると、災害時情報センターは過去2年間で600回以上起動され、安否確認の通知は10億回以上発信されたという。