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Synology、10GbE×2標準装備の8ベイNASキット「DS1817」、アスクが発売

5ベイのギガビットNAS「DS1517」も同時発売

 株式会社アスクは、SynologyのNASキット2製品を6月下旬に発売する。市場想定価格(税込)は8ベイの「DiskStation DS1817」が11万7000円、5ベイの「DiskStation DS1517」が8万2000円。

 DS1817とDS1517は、CPUにクアッドコアの「Annapurna Labs Alpine AL-314」(1.7GHz駆動)を搭載するNASキット。メモリはDS1817がDDR3L 4GB×1を搭載し、8GBまでの増設が可能。DS1517はDDR3L 2GB×1で、増設は不可。ハードウェア暗号化エンジンも搭載し、OSにはSynologyの独自OS「DSM6.1」を採用する。

8ベイの「DiskStation DS1817」。背面には12cmのファンを2基搭載する

 インターフェースは、ギガビットLANポート×4、USB 3.0ポート×2、eSATAポート×2。さらにDS1817は10GbE対応の10GBASE-Tポート×2を装備しており、リンクアグリゲーション有効時の転送速度は、リード1577MB/s、ライト739MB/s以上(RAID5構成時)。一方、DS1817はギガビットLANによるリンクアグリゲーション有効時の転送速度は、リード436MB/s、ライト449MB/s以上(RAID5構成時)。

 本体サイズ(幅×奥行×高さ)と重量は、DS1817が340×233×157mm、5.31kg。DS1517が248×233×157mm、4.15kg。いずれもオプションの5ベイ拡張ユニット「DX517」を2台まで増設可能となっている。

5ベイの「DiskStation DS1517」。8cmのファンを2基搭載する

 なお、発売済みの上位モデル「DS1817+」と「DS1517+」は、CPUにAtom C2538(クアッドコア、2.4GHz)を搭載するほか、メモリを16GBまで増設でき、M2.SSDキャッシュの搭載が可能。装備するPCI Expressスロットによる拡張も行えるほか、Btrfsファイルシステムにも対応している。