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「迷惑メール対策カンファレンス」、9月下旬に大阪と東京で開催
2017年8月25日 06:00
一般財団法人インターネット協会(IAjapan)は、「迷惑メール対策カンファレンス」の第16回を9月26日にグランフロント大阪タワーC内のナレッジキャピタル・カンファレンスルーム(大阪市北区)で、第17回を9月29日にJPタワー・KITTE内のJPタワーホール&カンファレンス(東京都千代田区)で開催する。参加費は無料で、公式サイトでは先着順で参加申し込みを受け付けている。
迷惑メール対策カンファレンスは、迷惑メールに関する現在の動向や技術的な対策、法規制などをテーマとして、迷惑メールに対するISP/ASPのポリシーと対策を広く流布させることを目的としたイベント。
第16回および第17回では、送信ドメイン認証技術「DMARC」の利用に関する法的整理がなされたこともあり、その普及を目指して、関連技術である「ARC」「BIMI」を含む技術内容が紹介される。また、DMARCの特徴である「DMARCレポート」の内容やその活用方法についても解説される。
総務省では、DMARCの法的整理の具体的な論点や、導入時の注意点について紹介する。携帯電話事業者のメールシステム担当、ホスティング事業者、マーケティングメール配信事業者などが、それぞれ対策の内容について講演を行う。また、参加者と迷惑メール対策委員によるパネルディスカッションも行われる。
このイベントは、「Security Week 2017」の一環として開催されるもの。このほか、メールに潜む脅威と最新セキュリティ対策を解説する「Email Security Conference 2017」、ID管理に特化したセキュリティ対策を解説する「ID Management Conference 2017」、最新の脅威動向とセキュリティ対策がテーマの「Security Days Fall 2017」の各イベントも同時に開催される。