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クラウドから操れる電源コンセント「スマソケ」、Ping実行でネットワーク死活監視も可能

「スマソケ(MZK-EX300NM)」

 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、遠隔地から接続機器の電源のオン/オフを制御できるスマートソケット「スマソケ(MZK-EX300NM)」を発売した。価格は1年間のサービス利用料を含めて1万3500円(税別)。2年目以降は月額500円(税別)がかかる。

 IEEE 802.11n/g/bの無線LAN機能を備えており、本体前面のコンセントに接続された機器の電源をクラウド経由で制御できるのが特徴。接続した機器の消費電力も測定でき、一定の値以上あるいは以下になった場合にメールを通知したり、自動的に電源をオン/オフできる。

接続した機器の消費電力も確認できる

 タイマー機能も備えており、指定した時間に電源のオン/オフが可能。無人受付端末などを営業時間に合わせて自動的に制御したり、PCを定期的に再起動してアップデート漏れを防止するといった使い方ができる。

タイマー機能

 スマソケからPingを実行してネットワークの死活監視を行う機能も装備。例えば、スマソケに接続しておくことで、そのルーターがフリーズした場合、自動的に再起動させてネットワーク復旧を試行できる。本体前面のLEDライトの点滅パターンからネットワークの疎通状況を確認することも可能だ。

 複数のスマソケをクラウドサーバー上で監視できるため、多拠点で設置している各環境の管理を一括で行える。クラウドサーバーは日本国内のデータセンターで運用されており、サーバープログラムもプラネックスが管理運営している。

 本体の大きさは58.9×38.3×94.5mm(幅×奥行×高さ)、重量は約116g。

前面
背面