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DXアンテナの協力でWi-Fi高速化、エレコムが新型11acルーター「WRC-2533GST」発表

戸建て住宅の2/3階で通信速度が最大81%改善

 エレコム株式会社は、IEEE 802.11ac/n/a/g/b対応の無線LANルーター「WRC-2533GST」を10月下旬に発売する。価格は1万7970円(税別)。

 エレコムによれば、2017年3月に子会社化したDXアンテナ株式会社のノウハウにより、5/2.4GHz帯用にそれぞれ4本搭載する送受信アンテナを改良。前モデル「WRC-2533GHBK2-T」と比較し、3階建ての戸建て住宅で1階に設置したアクセスポイントへの通信速度が、2階と3階で最大81%、平均では32%向上しているという。

 最大通信速度(規格値)は11ac使用時で最大1733Mbps、11n使用時で800Mbps。MU-MIMOに対応しており、最大4台の端末との同時通信が可能。また、デュアルコアCPUの搭載により、5GHz帯と2.4GHz帯の同時通信時の処理負荷を軽減している。このほか、対応端末に集中的に電波を送信することで、電波が届きにくい場所での通信の安定性を向上する「ビームフォーミングZ」に対応する。エレコムがラインアップする無線LANルーターの中では、“6人家族向け”とされている。

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 また、トレンドマイクロ株式会社のセキュリティ技術「Trend Micro Smart Home Network」を搭載。脆弱性を突く攻撃や、C&Cサーバーへの接続をブロックする機能を備えており、セキュリティソフトがインストールできないテレビ、STB、エアコン、ネットワークカメラなどを脅威から防御できる。

 ウェブサイトのフィルタリングを行う「有害webサイト対策」、ネットの使いすぎを防止する「タイマー&スケジュール」、MACアドレスフィルタリング、ゲスト用SSIDを提供する「友達Wi-Fi」の各機能を搭載する。

 動作モードはルーターのほか、アクセスポイント、子機、中継器に対応。有線ポートはギガビット対応のWAN×1ポート、LAN×4ポート。本体の大きさは141.0×36.5×160.0mm(幅×奥行×高さ)、重さは約380g。

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