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詐欺対策ソフト「Internet SagiWall」、ランサムウェア対策機能を新たに搭載

詐欺対策ソフト「Internet SagiWall」、ランサムウェア対策機能を新たに搭載

 BBソフトサービス株式会社は、詐欺サイト対策ソフト「Internet SagiWall(インターネットサギウォール)」の新バージョンを発売した。同社直販サイトで販売を開始しているほか、10月19日からは家電量販店でも販売予定。直販サイトでの価格(税込)は、ダウンロード版の1年3台版が3024円、月額サービス3台版が月額324円。パッケージ版はオープン価格。マルチデバイス(Windows/Android/iOS)に対応する。

 偽通販サイトやワンクリック詐欺サイト、フィッシング詐欺サイト、偽のウイルス警告などの詐欺サイトにユーザーがアクセスしようとした際に検出・警告する。過去に蓄積した詐欺サイトの分析結果に基づいて、独自のヒューリスティック検知エンジンによりサイトの内容を自動的に解析。ブラックリストに登録されていない未知の詐欺サイトであっても高い精度で検出・警告できるとしている。新バージョンでは、新たな手口の詐欺サイトにも柔軟に対応できるようにヒューリスティック検知エンジンを強化した。

詐欺対策ソフト「Internet SagiWall」、ランサムウェア対策機能を新たに搭載
詐欺対策ソフト「Internet SagiWall」、ランサムウェア対策機能を新たに搭載

 また、Windows版のみの新機能となるが、ファイル暗号化タイプのランサムウェアへの対策として「フォルダ保護機能」を搭載した。ランサムウェアがPCに侵入して感染した場合でも、保護対象として設定したフォルダ内のファイルへのアクセスを監視し、暗号化を阻止する。

 なお、ランサムウェアなどのウイルスそのものを検知・駆除する機能はない。一般的な総合セキュリティソフトによるウイルス検知・駆除機能と併用することで、ランサムウェアなどの金銭被害につながる脅威に対して多層的な保護を提供するとしている。

詐欺対策ソフト「Internet SagiWall」、ランサムウェア対策機能を新たに搭載
詐欺対策ソフト「Internet SagiWall」、ランサムウェア対策機能を新たに搭載