「Windows Live Messenger」が10周年


 米Microsoftは22日、インスタントメッセンジャーソフト「Windows Live Messenger」が公開から10周年を迎えたと発表した。これを記念し、「Windows Live Messenger」によって発展した恋愛や出会い、再会のエピソードなどをWebサイトに掲載している。

 「Windows Live Messenger」開発の発端は、Microsoftの通信ソフト「Microsoft NetMeeting」で話したい相手を見つけることが難しかったことにあるという。この問題を解決するため、連絡先だけをまとめたソフトを開発するプロジェクトが立ち上がり、「Buddy List」プロジェクトと名付けられた。このソフトが後に「MSN Messenger」として公開され、「Windows Live Messenger」に改名されることとなった。

 調査会社のcomScoreによると、「Windows Live Messenger」は現在、インスタントメッセンジャー市場シェアの6割を占め、毎日平均3億3000万人のアクティブユーザーが、94億件のメッセージを送信しているとされる。


1999年7月に公開された「MSN Messenger」(本誌1999年7月23日付記事より)「MSN Messenger」の後継ソフトとして、2006年6月に正式版が公開された「Windows Live Messenger」(本誌2006年6月20日付記事より)

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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/7/23 12:16