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「Tumblr」国内利用者45万人と増加中、「Twitter」は78万人


TumblrとTwitterのサイト訪問者数推移
TumblrとTwitterの利用者構成

 ネットレイティングスは28日、「Tumblr(タンブラー)」と「Twitter」の利用動向に関する調査結果を公表した。それによると、日本国内でTumblrのサイト訪問者が増加しているほか、Twitterも100万人に到達する勢いで伸びているという。

 Tumblrは、テキストや画像を投稿するブログの機能に加えて、他のユーザーの投稿を自らのブログにクリッピングできるソーシャルブックマークのような機能を備える米国発のサービス。お気に入りに登録したユーザーの投稿を閲覧することも可能だ。

 家庭と職場のPCからのTumblrのサイト訪問者数の推移を見ると、2009年1月は17万人、2月は18万7000人、3月は26万2000人と右肩上がり。4月は20万7000人と減少したが、その後は5月が27万人、6月は45万1000人と大幅に増加した。

 なお、Tumblrに先行してサイト訪問者を伸ばしているTwitterのサイト訪問者数は、5月が49万6000人、6月が78万3000人。Twitterは、著名人や企業の情報発信での利用が盛んだが、TumblrもTwitterの認知率増加に伴い、徐々にサイト訪問者を増やしているという。

 Tumblr利用者の男女比は65:35で、Twitter(58:42)に比べて男性の割合が多い。年齢別では、Twitterは35〜49歳(45%)、Tumblrは20〜34歳(39%)が最も多かったほか、50歳以上ではTwitterが17%だったのに対して、Tumblrは25%と多かった。

 両サイトの併用率については、Tumblr利用者の12%がTwitterを併用する一方で、Twitter利用者においては7%がTumblrを併用するにとどまった。

 ネットレイティングスでシニアアナリストを務める鈴木成典氏は、「Twitterではユーザーが日常の考えや行動をテキストで投稿するのに対し、Tumblrでは他のユーザーの投稿したテキストや画像を引用、転載するといった利用が盛ん」と説明する。両サイトは利用形態が違うことから、ユーザーを奪い合うことがなく、ともに訪問者数を伸ばしているという。

 特にTwitterに関しては、「対前月比57%増で訪問者数100万人の大台が見えて来た」という。一方、Tumblrも対前月比67%増と急成長したが、Twitterと比べると、インターフェイスの日本語化が行われていなかったり、多機能であるために利用への敷居が高く感じられると指摘。また、著名人や企業の積極的な利用も想定されず、「Twitterのような成長を持続させるための課題が残る」としている。


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(増田 覚)

2009/7/28 12:41

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