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Twitterの利用者数推移と2009年1月の利用者数を基準とした伸び率
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ネットレイティングスは27日、マイクロブログサービス「Twitter」の利用動向に関する調査結果を公表した。国内の利用者数は1月の20万人から4月は52万人と2.6倍に増えたことがわかった。4月における米国の利用者数は1708万人、英国の利用者数は252万人。ともに、1月と比べると3.7倍の伸びを示した。
日米英の3カ国で4月の利用状況を比較したところ、1人当たりの平均利用時間は米国の17分33秒、英国の27分19秒に比べて、日本は4分57秒と短かった。1人当たりの平均訪問頻度は、英国が4.3回、米国が3.5回と、日本の3.4回よりもやや高かったが、大きな違いは見られなかった。
利用者の男女構成比では、米国が男性45%・女性55%、英国が男性46%・女性54%で、女性の占める割合がやや高かった。一方、日本は男性75%・女性25%と、男性の利用が大半を占めていた。
ネットレイティングスでシニアアナリストを務める鈴木成典氏は、米国や英国では著名人によるTwitterを活用した情報発信が盛んになったことで、利用者数も伸びていると説明する。
一方、日本ではまだ認知度が低く、「一部のユーザーが利便性に気付き始めた段階」と推測。米英同様に、日本でも影響力のある著名人がTwitterで情報発信を行えば、利用者が急増するほか、コミュニケーションツールとして活用を検討する企業も増えると予想している。
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日本、米国、英国のTwitter利用者数、リーチ、平均訪問頻度、平均利用時間、男女構成比
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.netratings.co.jp/New_news/News05272009.htm
( 増田 覚 )
2009/05/27 15:52
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