Second Life、日本人ユーザー1人当たりの月間利用は55時間以上
米Linden Labは26日、3D仮想空間「Second Life」の最新動向について発表した。
日本におけるSecond Lifeの状況については、2009年度第1四半期の1人当たりの月間利用時間は55時間以上で、アクティブユーザーは月間約2万3000人。なお、世界における1人当たりの月間利用時間は40時間だった。
Linden Labのマーク・キングドンCEOは、8月19日に開始した「AvaLine」サービスが利用時間を延ばしている理由だと説明する。「AvaLine」は、Second Life内のユーザーが現実世界の人から電話を受け取れるサービスだ。
「AvaLine」では、各地域専用のローカルアクセス番号に電話をかけて、話したいユーザーのコードを入力するだけで使用できる。日本向けには東京と大阪の番号を用意している。
また、Second Lifeのボイスチャット機能はユーザーの半分以上が使用しているという。2009年度第1四半期の総利用時間は、前年同期比で44%増加し、32億時間以上になった。「AvaLineの導入でボイスチャット機能のさらなる活用が期待される」としている。
Second Life内の2009年度第1四半期の取引高は1億4400万ドルで、2008年から94%増加した。Linden Labは、2009年の総取引高について 4億5000万ドルと予測している。日本の2009年7月の取引高は約200万ドルだった。
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(野津 誠)
2009/8/26 18:00
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