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DTMマガジン9月号付録DVDの収録フリーソフトが「Induc」感染


 デスクトップミュージック(DTM)の専門誌「DTMマガジン」2009年9月号の付録DVDに収録されていたフリーソフトが、プログラム開発環境「Delphi」を狙ったウイルス「Induc」に感染していたことがわかった。発行元の寺島情報企画は現在、ウイルスに感染したファイルを削除した交換用DVDを作成しており、交換希望者には無料で郵送するとしている。

 ウイルスに感染していたのは、フリーソフト「mo verb」。ウイルスは「Induc」と呼ばれるもので、シマンテックによれば、Delphiのコンパイルプロセスに自分自身を追加し、そのDelphi環境でコンパイルされるすべてのファイルにも感染するという。寺島情報企画では「Delphiのバージョン4〜7を導入していなければ実害はない」としている。なお、付録DVDをPCで読み込んだだけではウイルスに感染しない。

 寺島情報企画によれば、付録DVDのマスターを制作したのは7月10日前後。その際、「ESET NOD32アンチウイルス」および「トレンドマイクロフレックスセキュリティ」でウイルスが検出されなかったことからDVDの複製作業に進み、8月8日に発売した。「Induc」がウイルス対策ベンダー各社に発見されたのは8月20日前後で、25日に読者からの指摘でウイルス感染が発覚した。

 また、「mo verb」のファイルを提供していた開発者のサイトでは、25日に公開を停止。翌26日には、対策済みのバージョンが公開されている。


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(増田 覚)

2009/8/28 14:49

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