ヤフーがブロードバンドタワーに出資、データセンターの関係強化


 ブロードバンドタワーは31日、ヤフーがブロードバンドタワーの株式の一部を取得することで合意したと発表した。ヤフーはブロードバンドタワーのデータセンターサービスを利用しており、今回の出資により両者の関係を強化し、安定的かつ継続的な協力体制を構築するとしている。

 ヤフーは、ブロードバンドタワーの第三者割当による自己株式処分の引き受けを行い、ブロードバンドタワーの株式2609株(所有割合2.66%)を取得。これにより、ヤフーがブロードバンドタワーの第2位の株主となる。筆頭株主はインターネット総合研究所で、2008年末の報告書によれば所有割合は39.34%。

 また、ヤフーではブロードバンドタワーに取締役として経営戦略本部長の土田圭滋氏を派遣。ヤフーとブロードバンドタワーのデータセンター関連契約は今後2年間延長する。


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(三柳 英樹)

2009/8/31 17:03