メディア報道を引用したブログを分析、日経リサーチが新サービス
PR会社のプラップジャパンと日経リサーチは1日、テレビや新聞、ニュースサイトなどの報道を引用したブログ記事を調査・分析するサービス「カバレッジトラッカー」の提供を開始した。価格は26万5000万円からで、ブログの検索記事数によって決まる。
「カバレッジトラッカー」は、日経リサーチのブログ解析ツール「blogVizセンサー」に、ブログ記事内に引用されたメディアを判別・特定できる「メディア判定辞書」を実装したもの。膨大なブログ記事の中からメディアの報道を引用したブログを抽出できる。
引用された報道ごとにブログへの波及効果を把握・分析するため、設定したテーマに対して影響力の高い報道を特定できるという。また、テーマに対して情報感度の高いブロガーも見つけられるとしている。
プラップジャパンと日経リサーチでは、新製品の発表や大型キャンペーンなどに関する報道の情報波及経路を測定する場合や、万が一自社が不祥事を起こしてしまった際にメディア報道を受けた世論への波及を検証する場合などに有効としている。
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(増田 覚)
2009/10/1 14:24
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