ビジネスSNSのLinkedInがTwitterと連携


 ビジネスマン向けSNSの米LinkedInとマイクロブログサービスの米Twitterは9日、両社のサービスを連携させた新機能を追加すると発表した。

 この新機能は、TwitterとLinkedInのステータスアップデートを連動させるというものだ。これにより、Twitterに書き込むつぶやきの全部または一部を、LinkedInのステータスアップデートとして反映させることができる。

 一部のつぶやきだけを反映させたい場合、そのことを指定するためにつぶやきの中に「#li」または「#in」のハッシュタグを付ける必要がある。Twitterアカウントとの連動設定は、LinkedInのプロフィールページで簡単に行える。


「#li」または「#in」というハッシュタグを付けて、そのつぶやきをLinkedInのステータスに反映することが可能(LinkedIn公式ブログより画像転載)

 LinkedInはビジネスマン向けのSNSで、職歴などの経歴を掲載して、ビジネス上の人脈を維持・拡大するために広く使われている。ステータスアップデートでは通常、関心を持った新聞記事について書いたり、適切な人材を探したり、逆に職を求めたりする。

 LinkedInがTwitterと連動することによって、これらのコメントは増幅して自分の人脈の間に伝わることになり、より効果的に人的ネットワークを維持できるようになるだろう。新機能は、数日ほどかけて徐々に全アカウントで利用できるようになると説明している。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/11/11 12:33