Mac用「Google Chrome」新ベータ版、拡張機能など搭載


 米Googleは11日、Webブラウザー「Google Chrome for Mac」に拡張機能などを搭載した新ベータ版を公開した。Mac OS X 10.5.6以降に対応しており、Intelプロセッサーが必要となる。

 新ベータ版のバージョンは「5.0.307」。拡張機能、ブックマーク同期機能、ブックマークマネージャー、Cookieマネージャー、タスクマネージャーなど、Windows版ですでに利用できる各種機能が追加されている。

 拡張機能はすでにWindows正式版でリリースされており、現時点で2200種類を超える拡張機能がGoogleの「Chrome Extensions Gallery」で公開されている。

 また、ブックマーク同期機能を利用して、別のマシンにあるGoogle Chromeのブックマークと同期させることが可能だ。この機能は、WindowsやLinuxとの間でも動作させられる。

 ブックマークマネージャーとCookieマネージャーは、Mac向けのユーザーインターフェイスで用意された。また、タスクマネージャーによって、各タブを別々に管理することができる。

 さらに、Adobe Flash Playerなどのプラグインが、これまでよりも安定して動作するようになったとしている。

 「Google Chrome for Mac」ベータ版の既存ユーザーは、1日程度で自動的にアップデートされる。その場合、「Google Chromeについて」のページでバージョン番号を確認できる。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/2/12 15:51