「Google Chrome 4」最新安定版公開、拡張機能など搭載


 米Googleは25日、同社開発のWebブラウザー「Google Chrome」のWindows用最新安定版となるバージョン「4.0.249.78」を公開した。Windows 7/Vista/XPに対応しており、同社サイトよりダウンロードできる。Windows版の既存ユーザーは、今週中に自動的にアップデートされるのを待つか、手動アップデートを行うことによって最新安定版を利用できる。

 最新安定版では、これまでベータ版に搭載されていた拡張機能(エクステンション)と、ブックマーク同期機能が新たに搭載されている。

 拡張機能は、 Google Chromeの機能を拡張する仕組みを提供するものだ。例えば、広告をブロックする機能を提供する「AdBlock」、Google検索結果に直接ジャンプできる「Google Quick Scroll」など、さまざまな拡張機能がある。

 これらの拡張機能は「Google Chrome Extensions」ギャラリーから直接インストールでき、インストール後の再起動の必要もない。

 Googleによると、このギャラリーには1500種類を超える拡張機能があると説明している。日本時間26日午前の時点では、1800種類を超える拡張機能が確認できた。

 ブックマーク同期機能は、複数のPC上にあるGoogle Chromeのブックマークを同期できる機能だ。職場や自宅のPCを同期させることにより、ブックマークを手動で追加したり削除する手間を省くことができる。

 最新安定版では、機能を追加しただけでなく、パフォーマンスも向上したとしている。Mozillaが提供している「Dromaeo DOM Core Tests」によると、バージョン3安定版よりも42%向上。また、バージョン1安定版以来、400%を超えるパフォーマンス向上が確認できたとしている。

 開発者向けには、新APIが追加された。HTML5関連APIとして、Web SQL Database API、Web Storage APIのlocalStorage、Application Cache、SessionStorageの4つのストレージ関連API、また、データ送受信に関連するWebSocketsも追加された。JavaScript APIとして、ユーザー通知画面表示に関連するnotification APIが追加され、ユーザーのステータスバー領域に、スタイリッシュにアプリケーションによる通知情報を表示できるようになった。

 このほか、Google ChromeのLinux版では、ベータ版で拡張機能が利用できるようになった。Mac版では、拡張機能とブックマーク同期機能がともにベータ版への搭載待ちだと説明している。

「Google Chrome 4」最新安定版「Google Chrome Extensions」ギャラリー

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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/1/26 12:18