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サイバー防犯意識が希薄なのは香川県!? シマンテックが全国調査


 シマンテックは23日、各都道府県におけるインターネット利用時の防犯意識と実態に関する調査結果を公表した。調査は2009年10月、47都道府県のインターネット利用者4700人(各都道府県で男女50人ずつ)に対してWebアンケートで実施。調査結果は、株式会社ナンバーワン戦略研究所の矢野新一所長が分析した。

 調査によれば、コンピューターウイルスに感染したことが「ある」もしくは「あると思う」と答えた人は43.5%(2034人)。その一方で、インターネット上で個人情報が盗まれたことが「ある」もしくは「あると思う」と回答した人は9.0%(423人)にとどまった。なお、セキュリティソフトを使用しているという人は全体の86.0%(4045人)だった。

 また、インターネット上で個人情報を入力することについて、「気になる」と答えた人は91%(4279人)。都道府県別で「気になる」という回答が最も多かったのは香川県と宮崎県で、それぞれ100人中96人だった。「気になる」という回答が最も少なかったのは三重県で100人中83人だった。

 調査ではこのほか、「人と直接対面するとできないが、インターネット上だと容易にできること」についても質問。「街角の勧誘は絶対に立ち止まらないが、勧誘メール(DM)は開けてしまう」という人が最も多かったのは香川県で16%。秋田県、群馬県、兵庫県が15%と続いた。全国平均は9.9%だった。

 「友人からの紹介でも何らかの会員になることはほとんどないが、SNSサイト登録リクエストへの承諾はする」という人についても、全国平均は9.0%だったが、香川県は18%で最多。次いで、秋田県が17%だった。

 また、セキュリティソフトの使用率でも香川県は81%、秋田県は82%と、ともに全国平均の86%を下回る結果となった。なお、使用率が最も高かったのは千葉県と東京都で92%、最も低かったのは埼玉県と香川県で79%だった。

 香川県と秋田県の共通点について矢野氏は、「秋田県は米どころとして、香川県は『讃岐三白(塩、砂糖、木綿)』と言われるように、歴史的に物資が豊かだった。その結果として、どちらの県も、『明日の蓄え』を比較的気にしなくてもよかったという背景があったためか、他県と比べると『衝動的』『見栄っ張り』で『新しいもの好き』という性格が強いようだ」と述べている。

人と直接対面するとできないことが、インターネット上だと容易にできること(複数回答)

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(増田 覚)

2010/2/23 18:30