KDDI、MVNOとしてPC向けWiMAXサービスを3月1日より開始
KDDIは、インターネットサービスプロバイダー(ISP)事業の「au one net」において、MVNOとして「WiMAXコース」を新設し、3月1日より提供を開始する。
今回追加される「WiMAXコース」は、ISPの「au one net」に追加される新コース。各社から発売されている、WiMAX通信モジュールを内蔵したパソコンや、WiMAX対応のデータ通信カードを購入したユーザーは、インターネット接続を利用する際のISPとして「au one net」を選べるようになる。
利用料は月額4480円の定額制。契約時の初期費用は2835円。ユーザーがauの携帯電話を利用している場合、「KDDIまとめて請求」を利用すれば、月額の利用料は500円引きの月額3980円となる。
今回のサービスは、KDDIがMVNOとして、UQコミュニケーションズと協業し提供されるもので、サービスエリアはUQコミュニケーションズのWiMAX提供エリアに準ずる形となる。
また、KDDIではWiMAX対応機器をWebサイトにて紹介し、リンク先の各社のサイトにて特別価格で販売する斡旋販売を行う。当初はWiMAX対応ノートパソコンやモバイルルーターが用意されており、順次追加される見込み。
なお、今回のサービスは、各メーカー製のWiMAX端末に向けて提供されるもの。一方で、KDDIはWiMAX方式とCDMA方式に対応したデータ通信カード「DATA01」「DATA02」「DATA03」「DATA04」を発表しているが、こちらはKDDIが発売する端末で、専用サービスとともに提供される見込み。発売時期は当初、2009年12月以降と案内されていたが、現在は今春に発売される予定となっている。
関連情報
(太田 亮三)
2010/2/24 19:24
-ページの先頭へ-