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mixi、ついに“登録制”導入



登録制でユーザー登録した直後のホーム画面。マイミクシィを早く見つけてもらうための機能を大きく表示する

 ミクシィは1日、SNS「mixi」において、新規ユーザー登録時の仕様を一部変更し、“登録制”を導入した。

 従来は既存ユーザーからの招待状がなければ会員登録できない“招待制”だった。今後も招待制は継続するが、1日より登録制もあわせて導入したことで、招待状がない人でも新規ユーザー登録できるようになった。必須項目は、ニックネーム、姓名、住所(市区町村まで)、性別、生年月日で、それぞれ公開範囲を設定できる。また、1人のユーザーが複数アカウントを登録することを防ぐため、ユーザー登録時に携帯電話認証も行われる。

 なお、ミクシィでは、mixiについて「1人ではなく友人・知人とつながった上で利用するサービス」と位置付けており、マイミクシィ(mixiでつながっている友人・知人)が0人の状態が一定期間続くと利用できなくなる仕様は継続される。具体的には、マイミクシィがいない状態で30日経過すると利用停止になる。タレントなどのmixi公認アカウントは、マイミクシィにカウントされない。

 登録制の導入にあたりミクシィでは、新規登録したユーザーがスムーズに友人・知人を見つけてマイミクシィに追加できるよう配慮した。新規登録後30日間は、表示するページデザイン/コンテンツをシンプルなものとし、ホーム画面において「知り合いのメールアドレスを入力してつながる」「まだmixiを始めていない知り合いを招待してつながる」「同級生や学校の友人を探してつながる」「知り合いからmixiキーワードを聞いてつながる」というメニューを大きく表示するようにした。

 SNSはもともと、ユーザー登録している知り合いを経由して、知り合いの知り合いへとつながりが拡大していくことを目的として登場したため、招待制という仕組みがとられていた経緯がある。mixiでも、招待された新規ユーザーが友人・知人の使い方を見て刺激され、利用拡大を加速してきた面もあるという。一方で、mixiの登録ユーザー数は2009年12月末現在で1858万人になり、この規模になると招待状の送付もほぼ一巡した観もある。

 ミクシィでは、出身校の同級生などを探せる「mixi同級生」や、友人・知人が設定したキーワードによってその人のプロフィールページを探せる「mixiキーワード」など、mixiにおいて友人・知人を探せる機能を実装するのを待ってから、今回、登録制を導入したとしている。

 ミクシィでは3月上旬よりテレビCMも放映。mixiのブランド戦略を押し出しながら、友人・知人とつながるという「正しいSNSの使い方」を訴求していくという。


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(永沢 茂)

2010/3/1 18:27