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米Appleが台湾HTCを提訴、iPhone関連特許侵害で


AppleのiPhone 3GS

 米Appleは2日、台湾のHTCを特許侵害で提訴したと発表した。Appleの特許20件を侵害していると主張しており、その中には、iPhoneのユーザーインターフェイスやアーキテクチャー、ハードウェアに関連した特許が含まれるとしている。訴状は、米国際貿易委員会とデラウェア州連邦地裁に提出された。

 Appleのスティーブ・ジョブズCEOは「我々が特許を持つ発明に関して、座して競合他社が盗むのを見ていることも、何らかの手を打つこともできる。我々は手を打つことに決めた。我々は競争を行うことは健全なことだと考えているが、競合他社は自ら独自のテクノロジーを作るべきであって、我々のものを盗むべきではない」とコメントしている。

 HTCはAndroid端末最大の供給メーカーであり、Googleと共同開発した「Nexus One」もHTC製だ。また、Windows Mobile端末も製造している。

【追記 11:40】

 Appleがデラウェア州連邦地裁に提出した訴状によると、同社が特許侵害を主張している米国特許番号は、「7,362,331」「7,479,949」「7,657,849」「7,469,381」「5,920,726」「7,633,076」「5,848,105」「7,383,453」「5,455,599」「6,424,354」の10件。そのほかの特許についてはこの訴状には記されていない。

 例えば、米国特許「7,479,949」は「ヒューリスティックの適用によりコマンドを決定するための、タッチスクリーンデバイス、手法、グラフィカルユーザーインターフェイス」、米国特許「7,469,381」は「タッチスクリーンディスプレイ上のリストスクロール、ドキュメント変換、拡大、回転」となっており、iPhoneだけでなく、多くのスマートフォンを想起させる文面になっている。

 Appleは今回の訴訟によって、これらの特許を侵害する製品やサービスの米国内における輸入・販売の禁止、法の下で認められる最大限の損害賠償、裁判費用の負担を求めている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/3/3 10:59