10GBで月額490円、DTIが仮想専用サーバー「ServersMan@VPS」


 フリービットの連結子会社であるドリーム・トレイン・インターネット(DTI)は9日、個人向け仮想専用サーバーサービス「ServersMan@VPS」を4月下旬より提供開始すると発表した。ストレージ容量10GB、メモリー256MBで、初期費用が無料、月額料金が490円。

 ServersMan@VPSでは、一般的なWebやメールなどのサーバー機能のほか、その名称にもあるように、フリービットの「ServersMan」機能を標準搭載。サーバー知識がないユーザーでも、スマートフォンやPCなどから10GBのストレージをクラウドスペースとして利用できるという。また、ベータ版だが、標準でIPv6を利用可能だ。

 ServersMan@VPSは、フリービットと同社子会社のメディアエクスジェンジが発表した仮想データセンターサービス「MeX VDC」のプラットフォームを活用することで、低価格を実現した。DTIによると、他社の類似サービスが月額1500円程度であることから、約3分の1の価格だとしている。さらに、DTIの長期契約者には特別価格100円で提供する。


「ServersMan@VPS」のイメージ

 DTIではこのほか、4月下旬よりメールサービス名称を「DTI Cloud Mail」に改め、メールボックス容量を従来の100MBから5GBに拡大する。IMAP4にも標準対応する。

 また、4月1日より、フレッツ光でのDTIのインターネット回線の実効速度を、都道府県別に1時間ごとに公開する。


DTIフレッツ光インターネット回線実効速度公開ページ(画面は開発中のもの)

関連情報


(永沢 茂)

2010/3/9 18:14